国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

イベント・ワークショップ

2019年10月20日(日)、11月24日(日)
親子deワークショップ「メキシコのパンづくり――死者のパン」

企画展「アルテ・ポプラル―メキシコの造形表現のいま」 関連


チラシダウンロード[PDF:2.1MB]

メキシコの死者の日には、お供え物としてつくられる死者のパンが欠かせません。
死者のパン、と聞くとちょっぴりこわいイメージを持つかもしれませんが、オレンジ風味のふわふわ生地に砂糖をまぶした、やさしい味のパンです。メキシコの文化をまなびながら、親子でたのしくパンつくりを体験しましょう!
ワークショップでは、一次発酵を済ませた生地をつかって、死者のパンの形をつくり焼き上げるまでを体験します。

  • 開催日:2019年10月20日(日)、11月24日(日)
  • 時間:14:00~16:00(受付開始 13:30)
  • 場所:国立民族学博物館 職員食堂、企画展示場
  • 定員:各日9組(事前申込制/応募者多数の場合、抽選)
  • 対象:大人と子ども(4歳以上推奨)のペア
  • 参加費:500円/別途、展示観覧券が必要です。
  • 持ち物:エプロン、三角巾、タオル
  • 講師:エルサ・マルティネス(メキシコ料理研究家)
       小林貴徳(関西外国語大学助教)
       鈴木紀(国立民族学博物館教授)
  • 応募方法:申込フォーム(9/18 10:00オープン)または
         往復ハガキ(9/18 到着分から受付開始)
  • 応募期間:2019年9月18日(水)受付開始
         ・・・10月20日(日)実施分:10月2日(水)締切 ※応募は終了いたしました。
         ・・・11月24日(日)実施分:11月6日(水)締切 ※応募は終了いたしました。
 
11月1日はカトリック教会の万聖節です。メキシコではこの日と翌2日を"死者の日"と呼び、人びとは墓に花を供え、ロウソクを灯して死者との霊的な交流を図ります。家や街中にカラフルなガイコツ人形を飾ったり、仮装してパレードをしたり、にぎやかに死者の魂を迎えます。
 

講師プロフィール

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エルサ・マルティネス

メキシコ出身。メキシコ料理研究家。大学で調理師資格を取得後、2010年に来日。日本でメキシコ料理の普及をはかるため、2018年にメキシコでメキシコ料理専門家資格を得る。現在、日本国内でメキシコ料理のワークショップを展開中。

 

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小林貴徳(こばやし たかのり)

関西外国語大学短期大学部助教としてラテンアメリカの文化と社会に関する講義を担当。専門はラテンアメリカ地域研究で、近年はメキシコの文化遺産と地域社会のあり方をめぐる研究に従事しており、文化遺産国際協力コンソーシアム中南米分科会委員も務める。

 

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鈴木紀(すずき もとい)

国立民族学博物館教授。1983年に日墨(メキシコ)交換留学制度によりメキシコに渡り、ユカタン大学に学ぶ。以来、ユカタン州のマヤ民族の民族誌やチアパス州の農村開発について研究してきた。現在は中南米諸国の博物館の先住民文化展示の比較研究を実施中。

 

応募方法

事前申込制(応募者多数の場合、抽選となります)
申込フォームまたは往復ハガキにてご応募ください。
なお、ご応募は1通につき1組までとさせていただきます。

※応募は終了いたしました。

◇ 注意事項
  • パンの材料には小麦、卵、牛乳、オレンジが含まれます。
  • ご応募いただいた方全員に、当館より返信いたします。
  • ご応募いただいた方の個人情報は、当館事業に関する目的以外では使用しません。
  • 両日程は同一の内容です。
 

お問い合わせ先

国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
電話 06-6878-8532(土日祝を除く9:00~16:00)
FAX 06-6878-8242