サハラ以南のアフリカで国家が成立したのは、7世紀以降のことである。西アフリカでは、ラクダによるサハラ縦断交易と結びついて商業と農業が発達し、強大な国家がいくつも成立した。岩塩は、昔も今も、サハラにおける重要な交易品となっている。