アイヌの家
- 資料番号HI 5101
- 北海道・沙流川流域
東西に長い長方形の一間づくりで、入口の土間に農具や薪が置かれる。東壁にひとつ、南壁にふたつの窓がある。中央に炉が切られており、その上の火棚に魚や獣の肉をのせてくん製にした。主人の席は炉の北側の東寄りで、仕事をしながら南壁の窓ごしに、屋外のクマ檻を見張ることができる。このような伝統的住居は、現在では野外博物館などでみられるだけである。
東西に長い長方形の一間づくりで、入口の土間に農具や薪が置かれる。東壁にひとつ、南壁にふたつの窓がある。中央に炉が切られており、その上の火棚に魚や獣の肉をのせてくん製にした。主人の席は炉の北側の東寄りで、仕事をしながら南壁の窓ごしに、屋外のクマ檻を見張ることができる。このような伝統的住居は、現在では野外博物館などでみられるだけである。