涙壺
- 標本番号:H0224132
- イラン
- 展示コーナー:信仰
シーア派の哀悼行事の際に、アリーの息子ホセインとその一族のために参列者が流した涙は、病気を治す霊薬となると信じられ、涙壺にためられた。1930年代初めの近代化政策の中で殉教劇が一時禁止されるとその用途は忘れられ、バラ水容れや装飾品として使われた。
シーア派の哀悼行事の際に、アリーの息子ホセインとその一族のために参列者が流した涙は、病気を治す霊薬となると信じられ、涙壺にためられた。1930年代初めの近代化政策の中で殉教劇が一時禁止されるとその用途は忘れられ、バラ水容れや装飾品として使われた。