国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展「越境する民族文化」 ─越境する親指ピアノ─

アフリカの風を感じてみませんか
【越境する親指ピアノ】
ギャラリートーク&ミニコンサート

アフリカで生まれた親指ピアノ。現地の素材による手づくりの楽器から、川のせせらぎのような音が生まれます。価値観が多様化する現代において、地域の文化から越境して、インテリア商品やみやげ物、そしてCDの曲として新たな注目をあびようとしています。

解 説:池谷和信(国立民族学博物館)

演奏者紹介

ひきたま
身ひとつでどこにでも行ける吟遊詩人のようなスタイルにあこがれ、アフリカの民族楽器「カリンバ」や「コラ」の弾き語りをするシンガーソングライター。

民族楽器、アコースティックの楽器の持つ波動を打ち出し、古代、人がはじめて音楽を奏でた原点にたって、オリジナリティの高い日本の音楽創りをめざしている。

※ひきたまさんが当館でおこなった演奏をMp3ファイルで聴くことができます。
お聴きになりたい方は、こちらのリンク先を「リンクを名前をつけて保存」でいったんダウンロードしてからお楽しみください。
 
直川礼緒(ただかわれお)
親指ピアノに魅せられてアフリカに渡った民族楽器の研究者で、演奏家。

タンザニアのダニエスサラームの街でゴゴ族の伝統音楽集団、ニャティ・ウタマドゥニに出会い、ゴゴ族の特大親指ピアノ「イリンバ」を伝授されて帰国する。