国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展「2002年ソウルスタイル」

2002年ソウルスタイル

2002年3月21日(木)~7月16日(火)

 

関連イベント
韓民族の風刺 固城五大広大台戯仮面の宴
  韓国の仮面は、アジア大陸のさまざまな民族の影響を受け、高麗時代(10世紀~14世紀)に発達しました。仮面劇には村祭りや節目の行事における神への信仰に基づくものと、高麗時代に端を発する山台遊系のものがあります。韓国の各地方にはそれぞれの特色を持っている仮面劇が伝承されています。中でも特色があるのが固城の仮面劇です。
 今回の風刺劇のような寸劇は、日本の狂言に似ています。貴族と、いたずら好きな召使いのほか、いろいろな動物が登場する、極めて珍しい仮面劇です。この地方独特の葬送儀礼の場面は特に圧巻です。
【出演者】:慶尚南道固城・五広大保存会
【解 説】:高正子
【開催日時】:2002年5月19日(日)14:30~16:00
【開催場所】:特別展示館前庭「みんぱくマダン(広場)」
※終了しました


「ワンコリアフェスティバル IN みんぱく」
 4月7日(日)に、関連行事として「ワンコリアフェスティバル IN みんぱく」(主催・ワンコリアフェスティバル実行委員会、民博マダン実行委員会)を開催します。「ワンコリアフェスティバル」の第18回目にあたる今回は、民博を会場に日韓・食のフォーラムとマダン劇上演をおこないます。
日韓・食のフォーラム
日韓食のフォーラム 「命のだし」で有名な道場六三郎先生をお招きして、日本の味の原点である「だし」を使った「お雑煮」を紹介していただきます。一方、韓国では「だし」はどうなっているのでしょう?韓国宮廷料理の研究家であられる韓福眞先生に「トックク(お雑煮)」を作っていただきます。
そこから朝鮮半島の食文化に対する著書を数多く出されている鄭大聲先生と、世界の食のフィールドワークをしてきた「鉄の胃袋」の持ち主、石毛館長をまじえて、日韓の食の世界を語っていただきます。
【出演者】:
 道場六三郎(料理人)
 韓 福眞(ハン ボクチン・全州大学教授)
 鄭 大聲(チョン デソン・滋賀県立大学教授)
 石毛直道(館長)
【開催日時】:2002年4月7日(日)12:00~13:30
【開催場所】:特別展示館地下の「みんぱくシヂャン(市場)」
※終了しました

マダン劇団「ノリペ シンミョン」公演
マダン劇団「ノリペ シンミョン」 「ノリペ シンミョン」は、20年以上のあいだ、全羅道マダン劇の伝統をのこしつつ、韓国マダン劇にあたらしさをくわえることで、巡回マダン劇としての地位を確立した芸術団体です。マダン(広場)での観客との距離の近さを生かして、民族性が感じられる笑いと涙の劇を、躍動的なうごきで表現します。
 
【開催日時】:2002年4月7日(日)14:00~16:00
【開催場所】:民博の前庭「みんぱくマダン(広場)」
※終了しました

特別展関連フォーラム
私たちの家にようこそ ─ 李さん一家とすごす一日
李さん一家とすごす一日
 李さん一家がやってきます!ご家族を囲んで日韓のくらしのスタイルを体験・比較するフォーラムです。
おばあさんに得意の内房歌辞(伝統的な歌謡形式のひとつ)を披露していただいたり、子どもの遊びをドンファとウィジョンとともに楽しんだり、家族新聞作りを企画しています。
【開催日】:2002年3月23日(土) 14:00~15:30
※終了しました
 
お問い合わせは、みんぱくソウルスタイル係まで。
国立民族学博物館 みんぱくソウルスタイル係
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
電話06-6878-8532、FAX06-6878-8247
E-mail:junbi@idc.minpaku.ac.jp