開館40周年記念特別展「ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」|展示概要
国立民族学博物館所蔵の瀬川コレクションより、台湾、南米やアフリカのトンボ玉を紹介します。
みなさんの想像するビーズは何から作られていますか?
ガラス?金属?プラスティック?
それらはもちろん、石、木、実、卵や貝、歯・牙などからつくられた世界のビーズを紹介します。
ビーズの誕生から、人類はどのようなものをビーズとして扱ってきたのでしょう?
現代のビーズにつながる様々なビーズの変遷を、貝の道、石の道、ガラスの道などのテーマをとおしてさぐります。
これまでに紹介したいろいろなビーズのできるまで、ビーズを使用した作品のできるまでを映像で紹介します。
映像にでてくる道具もあわせて展示します。
ビーズを使用したかばん、人形、帽子や仮面、楽器などを展示します。
どのようなビーズがどれくらい、どのようにつかわれているのかをご覧ください。
様々な国から集められた約20着の衣装を、ビーズ人像、ビーズ動物像たちとともに展示します。
世界各地のかわいい!きれい!すごい!衣装のなかから、お気に入りの一着を見つけてください。
このコーナーでは、世界の地域ごとにビーズ資料を並べ、それぞれが現地でどのように使用されているのかを研究者(フィールドワーカー)の視点から写真とともに展示します。
現代のビーズアート作品として、トンボ玉、ビーズバッグ、ワイヤーアート、スワロフスキー、ペーパービーズなど、様々なビーズ作品の動向を紹介します。
展示の最後には、来館者の方にビーズに触れていただける体験コーナーを常設します。
ドングリなどの自然素材をビーズに加工したり、来場者でひとつの大きなビーズ作品をつくったりすることで、ビーズをつくる楽しみ、飾る楽しみを肌で感じていただき、ビーズの魅力により深くせまります。