国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展「更紗今昔物語―ジャワから世界へ―」

更紗今昔物語─ジャワから世界へ─

更紗今昔物語─ジャワから世界へ─
バティックの名で知られるインドネシアのジャワ更紗。そのデザイン・ソースのほとんどは海外からもたらされてきました。一方,200年あまりも前からヨーロッパで,さらにその後には,インド,日本,インドネシア,タイ,中国などでつくられるようになったジャワ更紗のデザインをコピーした木綿のプリント更紗は,アフリカや東南アジアに送り出されてきました。19世紀以降のアフリカや東南アジアで色あざやかなファッション素材として普及しているプリント更紗のデザインのルーツは,ジャワ更紗だったのです。また,ジャワ更紗のロウケツ染めの技術は20世紀初頭からひろく世界に波及し,あらたなアート&クラフトとして展開しています。グローバル化のうねりのなかでダイナミックに変貌をつづけるジャワ更紗のデザインと技術。1700点を超える大量の展示資料によって,その過去と現在をご紹介します。
展示の趣旨展示場案内関連催し物解説書

観覧料:一般830円(560円)、高校・大学生450円(250円)、小・中学生250円(130円)
※( )は20名以上の団体料金、および割引料金です。※上記料金で常設展も御覧になれます。
※割引料金対象者(要証明書)・・・大学等(短大・大学・大学院)の授業での利用、3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上
※毎週土曜日は、小・中・高校生は無料。
※無料観覧日:11月3日(金・祝)、11月18日(土)、11月19日(日)