国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

第3回みんぱく図書室所蔵貴重図書展示「古地図に見るアフリカの変貌-大航海時代から植民地分割の時代まで」

企画展・第3回みんぱく図書室所蔵貴重図書展示

「古地図に見るアフリカの変貌-大航海時代から植民地分割の時代まで」
会期/平成20年10月23日(木)~11月11日(火)
会場/国立民族学博物館 本館展示場内
※ 常設展の観覧料が必要です。
※ 無料観覧日 11月3日(月・祝)文化の日
※ 毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料です。
チラシ画像

みんぱく図書室は約60万冊の図書を所蔵し、文化人類学・民族学関係資料を収集している図書室としては日本最大規模を誇っています。これらの資料は、教育・研究のため積極的に一般公開をしていますが、特に貴重な資料につきましては、未来に継承していくため閲覧に制限を設けています。

「みんぱく図書室所蔵貴重図書展示」では、この貴重な資料をご覧いただくことができます。

第1回は「17・18世紀の博物誌」、第2回は「貴重書にみるアイヌの文化」、第3回目となる今回は、「古地図に見るアフリカの変貌 -大航海時代から植民地分割の時代まで」をテーマといたしました。

図書室所蔵貴重資料のシート地図「カウフマン・コレクション:アフリカ古地図」全297点の中から31点を選び、年代順に展示することにより、大航海時代から4世紀に渡るヨーロッパ人のアフリカイメージを辿っていただけると思います。現代アフリカの背景にあるこの歴史の重みを感じ取って下さい。

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No.001
ミュンスター
『アフリカ新地図』
バーゼル,1540~1542年頃刊
Münster, Sebastian
Africa XVIII. Nova Tabula.
Basele,[1540-1542]
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No.025
ブラウ
『アフリカ新地図』
アムステルダム,1630~1667年頃刊
Blaeu, Guiljelmus
Africae nova descriptio.
Amsterdam,[1630-1667]
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No.281
『リヴィングストン赤道アフリカ探検行程地図』
ニューヨーク,1872年刊
The Discovery of Dr. Livingstone
- Map of Equatorial Africa, Showing the Route Explored.
New York,1872

主催:国立民族学博物館