国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

企画展「雲の上で暮らす アンデス・ヒマラヤ・チベット 山本紀夫写真展」

チラシ
雲の上で暮らす アンデス・ヒマラヤ・チベット 山本紀夫写真展
会期/2007年2月24日(土)~4月10日(火)
会場/国立民族学博物館 本館展示場内
※常設展の観覧料が必要です。
※無料観覧日
3月11日(日)/自然文化園の入園料も無料です。
毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料で観覧できます。
 
この地球上には雲を下に見るような高地で暮らす人びとが少なくない。アンデスやヒマラヤ、チベットなどの山岳地域で暮らす先住民の人たちである。今回の写真展では、40年にわたりアンデス・ヒマラヤ・チベットなどの高地でフィールドワークをおこなってきた人類学者がいきいきとした写真で雲の上で暮らす人びとの日常を活写する。
 

巡回展
→野外民族博物館リトルワールド特別展「山本紀夫写真展 雲の上で暮らす アンデス・ヒマラヤ・チベット」
 【2007年6月30日(土)~8月19日(日)】
終了しました
 主催:国立民族学博物館、野外民族博物館リトルワールド
 場所:野外民族博物館リトルワールド 本館展示室 MuseGallery
 写真点数:50点
 写真展会場は入場無料
→たばこと塩の博物館【2007年4月21日(土)~5月20日(日)】終了しました

1943年大阪市生まれ。京都大学卒。同大学院博士課程修了。
農学博士。民族学・民族植物学、山岳人類学専攻。
1976年より国立民族学博物館助手、その後同館助教授を経て、教授。総合研究大学院大学併任教授。
1968年よりアンデス、アマゾン、ヒマラヤ、チベット、アフリカ高地などで主として先住民による環境利用の調査に従事。
主な著書に『インカの末裔たち』(日本放送出版協会)、『ジャガイモとインカ帝国』(東京大学出版会)、『ラテンアメリカ楽器紀行』(山川出版社)、『雲の上で暮らす―アンデス・ヒマラヤ高地民族の世界―』(ナカニシヤ出版)。秩父宮記念山岳賞などを受賞。京都大学学士山岳会、日本山岳会会員。
 
 
ジャガイモの植え付けを手伝うケチュア族の少女(ペルー、クスコ県マルカパタ村)
 
ジャガイモの植え付けを手伝うケチュア族の少女(ペルー、クスコ県マルカパタ村)
ペルー・アンデスにおけるトウモロコシの天日乾燥(クスコ県マルカパタ村)
 
ペルー・アンデスにおけるトウモロコシの天日乾燥(クスコ県マルカパタ村)
ペルー・アンデス高地のジャガイモ畑(ペルー、クスコ県チンチェーロ地方、標高約3800m)
 
ペルー・アンデス高地のジャガイモ畑(ペルー、クスコ県チンチェーロ地方、標高約3800m)
ヒマラヤに春を告げるサクラソウ(Primula denticulata)。
 
ヒマラヤに春を告げるサクラソウ(Primula denticulata)。
良質な毛をもつためにアンデス高地で飼われるアルパカ(ペルー中部、フニン高原)
 
良質な毛をもつためにアンデス高地で飼われるアルパカ(ペルー中部、フニン高原)
チベット・チャンタン高原のヤク放牧(標高約4200m)
 
チベット・チャンタン高原のヤク放牧(標高約4200m)
チベット・ラサのポタラ宮。標高3650mの高地にある。
 
チベット・ラサのポタラ宮。標高3650mの高地にある。