企画展「サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年 ―「みられる私」より「みる私」」
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- 会期:2019年6月6日(木)~9月10日(火)
- 場所:国立民族学博物館 本館企画展示場
- 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:水曜日
- 観覧料:一般580円、大学生250円、高校生以下無料 詳細はこちら
- 主催:国立民族学博物館
- 共催:片倉もとこ記念沙漠文化財団、横浜ユーラシア文化館
- 協力:人間文化研究機構基幹研究プロジェクト「現代中東地域研究」(国立民族学博物館拠点・秋田大学拠点)、
国立民族学博物館「フォーラム型情報ミュージアム」プロジェクト、
国立民族学博物館「新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』研究基盤リソース支援プログラム 地域研究に関する地域研究画像デジタルライブラリ(DiPLAS)」 - 特別協力:サウジアラビア遺産観光庁、ワーディ・ファーティマ社会開発センター、キング・ファイサル・センター、アナス・ムハンマド・メレー(ムスリム世界連盟日本代表理事)
- 後援:サウジアラビアマッカ州、サウジアラビア労働社会発展省
- 特別協賛:アラムコ・アジア・ジャパン(株)
展示趣旨
1960年代末、急激な社会変化をむかえるサウジアラビア西部のオアシスで、文化人類学者の片倉もとこは、当時ほとんど不可能と思われた長期調査をおこないました。そして「みられる私」ではなく「みる私」としてのサウジ女性の姿に気づきました。
本展示では、片倉が現地で撮影した貴重な写真を手がかりに、半世紀後に実施した最新の追跡調査の成果を交えながら、飾面や民族衣装など個性的で色鮮やかな物質文化をとおして、サウジ女性の生活世界の変遷をたどります。
片倉もとこ(1937~2013年)
国立民族学博物館・総合研究大学院大学名誉教授。中東をめぐる文化人類学的・人文地理学的研究を切り拓いた日本の先駆者。主著に国際的に高い評価を受けたBedouin Village (1977年)のほか、『アラビア・ノート』(1979年)など。
関連イベント
物質文化から見た沙漠社会―アラビア半島オアシスの半世紀
日時:2019年6月15日(土)13:30~15:00(13:00開場)
講師:西尾哲夫(国立民族学博物館教授)
縄田浩志(国立民族学博物館特別客員教授)
遠藤仁(現代中東地域研究秋田大学拠点研究員)
場所:国立民族学博物館 特別展示館
参加無料/申込不要/定員200名 ※参加券の配布なし
文化人類学者・片倉もとこの見たサウジアラビア
日時:2019年8月17日(土)13:30~15:00(13:00開場)
講師:菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授)
片倉邦雄(片倉もとこ記念沙漠文化財団評議員会議長、元駐UAE・駐イラク・駐エジプト大使)
藤本悠子(片倉もとこ記念沙漠文化財団事務局主事)
場所:国立民族学博物館 セミナー室(本館2階)
参加無料/申込不要/定員200名
※参加券を12:30からインフォメーション前(本館1階)にて配布します。
「みられる私」から「みる私」への変身―ベールの内からみる世界へ
日時:2019年6月9日(日)14:30~15:30
講師:西尾哲夫(国立民族学博物館教授)
縄田浩志(国立民族学博物館特別客員教授)
場所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
「サウジ版江南スタイル」にみるハラールな若者文化
日時:2019年7月14日(日)14:30~15:00
講師:相島葉月(国立民族学博物館准教授)
場所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
ヒジャーズとパレスチナ、その歴史的なかかわり
日時:2019年8月11日(日)14:30~15:00
講師:菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授)
場所:国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
企画展示場にて展示解説を行います。なお、都合により時間帯が変更になることがあります。
場所:国立民族学博物館 企画展示場
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
日時:2019年6月22日(土)14:00~14:30
7月20日(土)14:00~14:30
9月 1日(日)14:00~14:30
月刊みんぱく2019年6月号
特集 サウジアラビア、女性の暮らしの半世紀