国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

企画展「さわる文字、さわる世界─触文化が創りだすユニバーサル・ミュージアム」

さわる文字、さわる世界
 
企画展「さわる文字、さわる世界」チラシ
2006年3月9日(木)~9月26日(火)
会場/国立民族学博物館 本館展示場内
※常設展の観覧料が必要です。
※毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料で観覧できます。
 
 手をやさしく動かし、点から面、立体へと能動的に創り上げる物のイメージ。本企画展では、さまざまな物に直接さわることから、現代人に軽視されがちな触覚のおもしろさに迫ります(気づこう触文化)。ユニバーサルとは五感の持つ可能性を切り開くこと。見ることが中心だった従来の博物館を抜け出し、さわる宇宙の広がりを実体験しましょう(築こうユニバーサル・ミュージアム)。
展示の紹介 関連催し物
 
木刻漆塗文字
本企画展は展示品に直接さわっていただくことに重点を置いていますが、展示品の中には地方公共団体の指定文化財も含まれており、すべての展示品をさわっていただくことはできません。あらかじめご了承願います。なお、ケースに入った展示品一部をさわっていただけるイベント「もっとさわろう 触文化の日」を企画展開催中の毎月第2土曜日に実施しますので、興味のある方はご参加ください。(詳細はコチラ)
 
木刻漆塗文字 筑波大学附属盲学校所蔵
 
 
 今回の企画展では点字と通常文字を併記したパンフレットを用意し、すべての来場者に「同じパンフレット」を配布しています。パンフレットに関するご感想、その他企画展についてのご意見はアンケートで回収し、今後の参考といたします。
 企画展会場には「アンケート回収箱」を設置し、みなさんからのコメントをお待ちしております(目の不自由な方々からは点字による感想文を募集しています)。あわせて下記のアドレスでメールによる感想文も受け付けます。ただし本アドレスは、あくまでもアンケート用のものなので、ご質問などにお答えすることはできません。ご了承ください。

 
主催/国立民族学博物館
協力/筑波大学附属盲学校、京都府立盲学校、菅茶山記念館、株式会社 実業エージェンシー、アメリカン・プリンティング・ハウス