国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

企画展「アフリカのストリートアート展」

アフリカのストリートアート展
アフリカのストリートアート展


─都市のくらしを彩るものたち─
アフリカのストリートアート展

 2005年2月26日(土)~9月27日 (火)
 会場/国立民族学博物館 本館展示場内


ご観覧には常設展の観覧料が必要です。
※毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料で入館できます。
 
異なる文化との出会いは、いつでも驚きと発見に満ちています。店のつくりや看板、写真やポスター、そして人々の衣装や何気ないしぐさなどなど・・・
本展では、セネガル、コートジヴォワール、ガーナといった西アフリカの国々、および南アフリカの、いくつかの都市から拾い上げてきた多彩な造形を、「ストリートアート」という切り口からご紹介いたします。
アフリカのストリートアート展 展示されるのは、ガーナの装飾棺桶、床屋とコーヒーショップのお店の現物、セネガルのガラス絵、そして南アフリカのアートラジオ、ほかにそれぞれの都市の看板、衣装、織物、ポスター、写真、生活雑貨、玩具類など、いずれも街角の情景をあざやかに彩(いろど)るものたちです。
これらは、必ずしも、いわゆるアートとはみなされていませんが、意表をつく自由な発想と表現によって、時に思いがけない豊かさを感じさせ、アートという枠組みそのものを問い直させる力を秘めています。
本展を通して、同時代のアフリカの、活気とユーモアにあふれた都市生活の一端を肌で感じていただければ幸いです。