企画展「水の器-手のひらから地球まで」
![企画展「水の器-手のひらから地球まで」](/sites/default/files/museum/exhibition/thematic/water/img/header.jpg)
![展示紹介](/sites/default/files/museum/exhibition/thematic/water/img/ex_title.jpg)
人間は、地域の環境に応じて地下水や雨水、河川などを水源として利用してきた。また、水源から生活世界へと水を引き込 むために、貯水池、ダム、井戸や水路などの大規模な水の器を作り出してきた。その一方で、人びとは、水の恵みをもたらす水源に畏敬を抱き、神話や伝承、儀礼を発達させてきた。水源は人間にとって不可視の自然と現実の世界をむすぶ接点となる。 ![]() |
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地球は、地表の約7割を占める海洋と水蒸気を含む大気に覆われた「水の惑星」である。しかし、地球が湛える水のうち、 人間が使える水はほんのわずかである。しかも、陸地にある水も地下水も、まんべんなくあるのではなく、「あるところ・ないところ」、「あるとき・ないとき」がある。これは、大気中の水蒸気を含めて、地球の水が大きな流れの中にあるためで、この大きな動きを地球の「水循環」という。 |
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