国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

神聖なる響き、ガムラン

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神聖なる響き、ガムラン

伝統芸能と深く関わり、神聖なものとして
尊ばれているガムランの魅力に迫ります。
ワークショップも開催します。


2001年9月26日(水) / 開演 19:00~

講師:福岡正太(国立民族学博物館 助手)
場所:ヘップファイブ8階
前売1500円 当日1800円 全席自由
お問い合わせ:ヘップホール事務局【 TEL 06-6366-3636 】
主催:HEP FIVE
企画:千里文化財団
協力:国立民族学博物館

 

東南アジアには、ジャワ島やバリ島のガムランの他にもゴングを使った音楽がたくさんあります。身近な材料である竹などを使った楽器が多いのは当然ですが、青銅製のゴングがこれほど広がっているのは一体どうしてなのでしょうか。人々が、身体を震わせるゴングの響きに、その不思議な力を感じているからなのかもしれません。

 

講師プロフィール
福岡正太(ふくおかしょうた)
国立民族学博物館 助手
1962年生まれ。
東京芸術大学音楽学部学理科卒業、同大学院博士課程中途退学。芸術学修士(東京芸術大学大学院)。
国立民族学博物館第二研究部助手を経て、1998年から現職。民族音楽学専攻。
東南アジア、特にインドネシア西ジャワ州のスンダ伝統音楽について研究。
主な論文に「地球時代のスンダ音楽家」、「インドネシア、西ジャワにおける伝統音楽とポピュラー音楽」、「断食明けと音楽─インドネシア、1997」など。
民博の映像番組製作にも多数かかわり、『ジャワ島の影絵人形芝居ワヤン・クリット』、『西ジャワの伝統音楽と楽器』、『ワヤン・トペン─ジャワ島の仮面芝居』、『カンボジアの音楽と伝統』といった作品がある。
また、様々な機関で行われる一般を対象としたガムランのワークショップを通して、民族音楽の普及につとめている。