国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

月刊みんぱく

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2004年1月号

新春特別対談  実践的人類学をめざして

第28巻第1号通巻第316号  2004年1月5日発行

バックナンバー

目次

表紙
イヌイットのタペストリー
表紙うら
表紙写真の説明
岸上伸啓
【1】みんぱく・えっせい
「中華思想」の克服
中嶋嶺雄
【2】新春特別対談
実践的人類学をめざして
大塚和夫 松園万亀雄
大塚和夫(おおつかかずお)
1949年、北海道生まれ。社会人類学博士。国立民族学博物館助手、助教授を経て現職。エジプト、スーダン北部など、アラブ・ムスリム世界の研究をおこなう。一般の人びとの生活をとおして、イスラムの信仰のあり方をさぐる。『いまを生きる人類学』(中央公論新社)、『近代・イスラームの人類学』(東京大学出版会)など著書多数。
【8】最新情報を月々配信
「みんぱくe-news」
野林厚志
【10】特別展「アイヌからのメッセージ」より
ものづくりと心
【14】よむ・みる・きく
『アイヌ神謡集』をよむ
いまも心をあたためる炉辺のうた
文:知里むつみ 絵:岡島礼子
【17】みんぱくニュース
ビデオテークの新番組公開
特別展「アイヌからのメッセージ」開幕
【20】民族博物誌
サケ
文:村木美幸 版画:田主誠
Oncorhynchus keta サケ(サケ科)
日本でみられるサケ科の魚には、サケ属、イトウ属、イワナ属、ニジマス属があるが、通常サケといえば漁業との関連からサケ属の6種(カラフトマス、ギンマス、サクラマス、ベニマス、サケ、マスノスケ)を意味する。秋から冬に成育場である海洋から、繁殖のため、河川を遡上してくる。生まれた川に戻る性質は母川回帰性とよばれ、稚魚の時代におぼえた川の水のにおいを頼りに川を選ぶことがわかっている。
【22】読書のページQ&A O
【23】メモランダム
【24】友の会とミュージアム・ショップからのご案内

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