館員の刊行物
- ひとが優しい博物館――ユニバーサル・ミュージアムの新展開 2016年8月29日刊行
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広瀬浩二郎 編著 青弓社
【共同研究成果】出版物情報
- 出版社:青弓社 出版社ホームページはこちら
- 定価:2,000円(税抜)
- ISBN:978-4-7872-0061-7
- 判型・体裁:A5版・並製
- 頁数:310頁
- 共同研究「触文化に関する人類学的研究」成果
主題・内容
さわる鑑賞プログラム、さわる展示の諸相。博物館の枠を超えて試みられる触発型ワークショップの事例。幅広い分野の専門家が「ひとが優しい」をキーワードとして、ユニバーサル・ミュージアムの最新動向を紹介する。
おすすめのポイント(読者へのメッセージなど)
ユニバーサル・ミュージアムの研究と実践は、誰もが楽しめる観光・まちづくりにも応用されている。2016年4月の障害者差別解消法の施行、および2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催などの社会状況を踏まえ、博物館・美術館の事例を元に、今後のユニバーサル社会のあり方を展望する。2015年11月に民博で実施した公開シンポジウムの成果報告書。
目次
序章
全盲者の耳、ろう者の目第1部
美術館での多様な鑑賞プログラム―視覚障害者支援からユニバーサル・ミュージアムへ第2部
さわる展示を作る―誰もが楽しめる博物館とは何か第3部
博物館と社会をつなぐワークショップ―「見えない世界をみる」感性を育むために第4部
博物館から観光・まちづくりへ―いま、なぜユニバーサルデザインなのか