館員の刊行物
- 目に見えない世界を歩く―「全盲」のフィールドワーク 2017年12月15日刊行
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広瀬浩二郎 著
平凡社
出版物情報
- 出版社:平凡社 出版社ホームページはこちら
- 定価:820円(税抜)
- ISBN:9784582858624
- 判型:新書
- 頁数:256頁
主題・内容
障害当事者という立場から盲人史研究に取り組み、現在は独自の<触文化論>を展開する文化人類学者が、その半生と研究の最前線を綴る。「全盲」から考える社会、文化、人間。目がみえないからこそ見える世界とは。
おすすめのポイント(読者へのメッセージなど)
①.表紙カバーに点字が入っており、触感を楽しむことができる。
②.日本におけるユニバーサル・ミュージアムの現状と課題を知ることができる。
③.「全盲」という現象をフィールドワークする感覚で、各自の興味・関心に応じて楽しむことができる。
④.著者の実体験に即して、「さわる」事の意義を確認できる。
目次
序 章 架空対談「目が見えない世界を生きる」第一章 目が見えない人は、目に見えない世界を知っている第二章 <触常者>という立場第三章 盲人史研究から「さわる文化」論へ第四章 ある当事者団体の挑戦第五章 さわる感動、動く触感第六章 「触識」のすすめ第七章 触角人間になろう!終 章 「ユニバーサル・ツーリズム」とは何か