国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館員の刊行物

中東・オリエント文化事典  2020年11月11日刊行

鈴木董 編集代表
近藤二郎 編集代表
赤堀雅幸 編集代表

丸善出版
【NIHU現代中東地域研究プロジェクト成果】

出版物情報

  • 出版社:丸善出版 出版社ホームページはこちら
  • 定価:20,000円(税抜)
  • ISBN:978-4-621-30553-9
  • 判型:A5 210×148
  • 頁数:820頁
  • NIHU現代中東地域研究プロジェクト成果

主題・内容

現代の中東は,イスラーム以降の文明と,イスラーム以前の古代オリエントの文明の2層から成り立っている.しかし,両者の間の断絶と連続を明らかとしようとする試みは非常に限られている.本事典は,この課題の解明に向けた第一歩である.

●16章立てに363項目を凝縮し,ワンテーマ見開き完結でどこから開いても興味深く読める構成とした。
●日本国内外の中東・オリエント研究者・実務者205名が総力をあげて編集&執筆。
●エジプト,リビア,チュニジア,アルジェリア,モロッコ,サウジアラビア,アラブ首長国連邦,クウェート,シリア,レバノン,イスラエル,ヨルダン,バハレーン,イラク,イラン,アフガニスタン,トルコと多数の国と地域を横断して解説。

おすすめのポイント(読者へのメッセージなど)

中東地域の古代から現代までを関連づけて俯瞰的に参照できる。

目次

 

【巻頭】
カラー口絵
刊行にあたって(鈴木董)

 

1章 空間/2章 歴史/3章 人と言語/4章 信仰/5章 社会制度/6章 暮らし/7章 政治と国際問題/8章 経済・産業/9章 文学/10章 演劇・映画/11章 音楽・舞踊/12章 造形芸術/13章 建築/14章 科学・技術/15章 学問・教育/16章 食文化

 

【巻末資料】
引用・参考文献
事項・人名索引