研究公演
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2007年9月16日(日)
カパハカ:マオリの伝統芸能 -
- 2007年9月16日(日) 13:30~15:00(開場13:00)
- 場 所:国立民族学博物館 講堂
- 司 会:小林繁樹(文化資源研究センター教授)
- 解 説:ピーター・マシウス(研究戦略センター准教授・特別展実行委員長)
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出演者:グループ「ナ・ホウ・エ・ファ(Ngā Hau E Whā)」
男性7名、女性7名 計14名予定 - 主 催:国立民族学博物館
開館30周年記念特別展「オセアニア大航海展」に関連して、ニュージーランドのマオリの人々の文化を紹介します。カパハカはマオリの文化を代表する伝統的な唄と踊りで、おもに集会場などで披露されてきました。カパハカの踊りと音楽は、ワイアタ・ティラと呼ばれる唄に始まり、ワカエケ(導入の唄)、ワイアタ・ア・リンガ(踊りを伴う唄)、ハカ(挑戦的な唄)、ポウやモテアテア(古式の唄と踊り)、ポイ(楽器伴奏を伴う唄と踊り)、そしてワカワテア(終わりの唄)の順に演じられるのが一般的です。
今回の研究公演では、ニュージーランド出身のピーター・マシウス准教授による講演と説明を交え、マオリの伝統芸能カパハカの迫力あるパフォーマンスをご紹介します。「ナ・ホウ・エ・ファ」(Ngā Hau E Whā)
1996年に日本在住のニュージーランドマオリ人によって組織されたカパハカ舞踊団。Ngā Hau E Whāとは、マオリ語で東西南北という4つの方向から吹く風を意味しており、この風によってマオリの文化や伝統を守り、伝えていくよう願って命名された。日本各地のほか、台湾や中国、ベトナムなど海外でも公演を成功させるなど、幅広い活動をおこなっている。小林繁樹(文化資源研究センター教授)
南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻修士課程修了。野外民族博物館リトルワールド学芸研究員、東京造形大学造形学部教授を歴任。2004年より現職。専門分野は道具人類学、文化人類学、博物館学。現在の研究課題は、文化資源の活用に関する研究、諸文化における道具人類学的研究。ピーター・マシウス Peter Matthews (研究戦略センター准教授)
ニュージーランド出身。専門は先史学、民族植物学。オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。科学技術庁特別研究員(農林水産省野菜茶業試験場)、日本学術振興会特別研究員(京都大学理学部)を歴任し、1995年より現職。定員:450名
参加料:無料(ただし、特別展・常設展をご覧になる方は観覧料が必要です。)
※本公演は申込み締切日を過ぎましたので、受付を終了いたします。
お問い合わせ先
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館 企画連携係
TEL : 06-6876-2151(代)