みんぱっく アンデスの玉手箱 ― ペルー南高地の祭りと生活
楽器〈モセーニョ〉
クスコ/ペルー
一般にフラウタとよばれる横笛はインカ時代以前の昔から広い地域で使われている。しかし、細く短い管と長く太い管の2本が平行につけられているモセーニョは、ボリビア高地のみでみられる。
關先生からのひとこと
モセーニョは、2本のピンキージョからなっている楽器で、同時に吹きます。素材は、竹に似ていますが、カリッソと呼ばれる「アシ」の仲間です。
演奏方法
吹き口は、長い笛に平行に連結された細く短い管にある。
参照資料
図録『アンデス文明』 p.175
図録『ラテンアメリカの音楽と楽器』 p.59、p.80~p.83
季刊民族学ファイル ~アンデス楽器の旅
モノ情報カード
楽器〈モセーニョ〉