国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱっく アンデスの玉手箱 ― ペルー南高地の祭りと生活

 
ぱっくの種類
楽器 雨音棒
楽器 雨音棒
〈パロ・デ・ジュビア(スペイン語)〉
クスコ/ペルー

振って鳴らす楽器のなかま。ひょうたん、籐製のかご、あるいは金属など容器上のものの中に石や植物の種などを入れたもの。考古品には土器製のものもある。また、棒にコイン状の薄い金属片を通したものなどがある。

關先生からのひとこと

雨音棒は、もともとアマゾン地域で使われていた楽器ですが、最近ラテンアメリカ各地の音楽で、さかんに使われるようになりました。
中はサボテンのトゲの根のような突起が、いくつもとび出ています。傾けると、中に入っている植物の種や小石が反対側に落ち、途中の突起にぶつかって、音を出します。

演奏方法

傾けると、音を出す。

参照資料

図録『ラテンアメリカの音楽と楽器』 p.89

モノ情報カード

楽器〈雨音棒〉

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