みんぱっく アンデスの玉手箱 ― ペルー南高地の祭りと生活
楽器〈マトラカ〉
クスコ/ペルー
ペルーやボリビアのはじく楽器の一つ。柄をもってぐるぐるまわすと、ガラガラと非常に大きな音をだす。カーニバルには欠かせない楽器。柄の先には歯車がしこんであり、これが木片や金属片をはじいて音をだしている。
關先生からのひとこと
マトラカは、キリスト教の重要な祭りであるカーニバルでよく使われます。最近ではビデオカメラやコンピューターをかたどったものもつくられています。スペインから伝わってきた楽器で、もともとは教会で人を集めるときに使っていたようで、大きさもずっと大きかったようです。
演奏方法
柄をもってぐるぐるまわす。
参照資料
図録『ラテンアメリカの音楽と楽器』 p.101、p.102
フィールドアルバム「マトラカ演奏」
季刊民族学ファイル ~アンデス楽器の旅
モノ情報カード
楽器〈マトラカ〉