研究集会
-
2012年6月9日(土)
今和次郎が調査した民家の今:瀝青会による『日本の民家』再訪プロジェクト Rekiseikai's Project: Revisiting private houses investigated by Kon Wajiro -
特別展「今和次郎 採集講義─考現学の今」関連
- 会場:国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)
- 日時:6月9日(土)15:00~16:30(開場 14:30)
- 参加料:無料、事前申し込み:不要
-
講師:
- 中谷礼仁(なかたに のりひと):歴史工学家、早稲田大学教授、生活学会会員
- 石川初(いしかわ はじめ):株式会社ランドスケープデザイン勤務、登録ランドスケープアーキテクト(RLA)、生活学会会員
- 御船達雄(みふね たつお):民家史研究家、和歌山県教育委員会勤務
- 菊地暁(きくち あきら):民俗学者、京都大学人文科学研究所助教
-
コメンテーター:
- 黒石いずみ(くろいし いずみ):都市建築理論・生活デザイン論・建築設計、青山学院大学教授
- 杉本尚次(すぎもと ひさつぐ):文化地理学者、国立民族学博物館名誉教授
趣旨
今和次郎著『日本の民家』が刊行されたのは大正11(1922)年。それから90年、日本の民家とそこでの暮らしは、どのように変わったのでしょうか。『日本の民家』に掲載された全国各地の民家約40軒の再訪調査から、私たちの住まい方の変容をたどり、あわせて、生活空間をフィールドワークする作法について語り合います。
今和次郎『日本の民家』より「南阿波の漁家」 90年後の同漁家と判断された家