岩波書店『知的生産の技術』
1964~65年 44歳のころ
『知的生産の技術』(1969年)では、ひとつのテーマについて資料をまとめるとき、ばらばらにならないようにファイルする(くくる、とじる)ことを提案しました。梅棹はA4サイズのフォルダーを特別注文していましたが、見だしさえ書いてあれば、紙袋に入れてもかまいません。関係あるものを整理し、見だしのついた入れものに入れて管理するのです。現在では、コンピュータで情報をあつかうとき、データを「ファイル」としてやりとりしています。
モノ情報カード
岩波書店『知的生産の技術』