新展示フォーラム
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2011年6月19日(日)
~8月21日(日)
どっぷりオセアニア―夏のみんぱくフォーラム2011 -
チラシダウンロード [PDF:2.5MB]開催期間:2011年6月19日(日)~ 8月21日(日)
面積のほとんどを海が占めるオセアニアの人々は西洋世界などと出会うはるか前から、高度な航海技術をはじめとした独自の文化を育みながら生活してきました。
その一端を、ダンスなどの研究公開、ウィークエンドサロン、セミナー、映画界など、多彩なプログラムを通じて紹介します。研究公演
講堂で実施する研究公演については、往復ハガキでのお申込が必要です。 また、都合により予定を変更する場合がございます。
- 「フラを知る、フラを踊る」
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フラについて本格的に知りたい方は注目。本公演では、フラの歴史と現在について専門家が解説をするのみならず、日本人フラダンサーによる本格的な踊りが生音楽とともに披露されます。
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時間:13:30~15:45
- 公演「カヒコ・パフォーマンス」 13:30~14:00
- 解説「フラの歴史と現在」 14:00~14:45
- 公演「アウアナ・パフォーマンス」 15:00~15:45
- 場所:本館講堂(参加無料/要事前申込/定員450名)
- 申込締切:7月7日(木)必着
- 詳細はこちら
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時間:13:30~15:45
- 「カヴァ儀礼と天地創造のドラマ」
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日本にイザナギ・イザナミの国産み神話があるように、オセアニアにも古来より伝わる創世神話があります。本公演では、フィジー人による踊りと歌唱にのせて天地創造のドラマが上演されます。本邦初紹介です。
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7月30日(土) 公演「カヴァ儀礼」
- 時間:14:00~15:30
- 場所:本館1Fエントランスホール(参加無料/申込不要)
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7月31日(日) 解説「オセアニアの天地創造神話」/公演「天地創造」
- 時間:(解説)13:30~14:30/(公演)14:45~16:45
- 場所:本館講堂(参加無料/要事前申込/定員450名)
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申込締切:
7月14日(木)必着→ 7月27日(水)必着 ※申込受付を延長いたしました。
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7月30日(土) 公演「カヴァ儀礼」
- 「マオリの伝統芸能 カパハカ」
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伝統的な唄・踊り・パフォーマンス、ニュージーランドで何世代にもわたって伝えられてきたマオリの芸能「カパハカ」を、マオリのグループ、ナ・ハオ・エ・ファが演じます。ワクワクする忘れられない経験をお楽しみください。
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8月6日(土)
- 時間:13:00~15:00
- 場所:本館講堂(参加無料/要事前申込/定員450名)
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申込締切:
7月21日(木)必着→ 8月3日(水)必着 ※申込受付を延長いたしました。
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8月7日(日)
- 時間:10:30~11:30/13:30~14:30
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場所:正面玄関[屋外](参加無料/申込不要)
※雨天時・・・本館1Fエントランスホール
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8月6日(土)
☆申し込み方法
往復はがきに1.氏名、2.住所(返信用宛名面にも)、3.年齢(任意)、4.電話番号、5.参加希望人数(本人を含め4名まで)、6.「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)を明記の上、ご希望する研究公演の日時とタイトルを書いて下記までお申し込みください。
応募多数の場合は抽選となります。締切日以降、順次返信いたします。なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。☆宛先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係みんぱくゼミナール
- 「オセアニアへの人類の移動―島嶼(とうしょ)環境を住みこなす」
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オセアニアは海に囲まれた島世界です。紀元前1200年頃に、東南アジアから東へと船出をした人たちがオセアニア全域に広がった様子を、最新の年代を使って紹介します。また、ハワイやニュージーランド、イースター島をはじめ、資源に乏しいサンゴ島で暮らすため、どんな工夫をしていたのかを見ていきます。
- 講師:印東道子(国立民族学博物館 教授)
- 時間:13:30~15:00
- 場所:本館講堂(参加無料/申込不要/定員450名)
- 詳細はこちら
- 「海に生きるくらし―島と島をつなぐ遠洋航海」
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オセアニアでは、多くの人びとが海とともにくらしています。海は、魚や貝などを手に入れる日常的な生活の場であると同時に、遠くはなれた島と島をつなぐ道でもあります。それは、人と人を結びつける紐帯となります。こうした海に生きるくらしは、グローバル化が進む私たちのライフスタイルにもヒントとなることでしょう。
- 講師:小林繁樹(国立民族学博物館 教授)
- 時間:13:30~15:00
- 場所:本館講堂(参加無料/申込不要/定員450名)
- 詳細はこちら
みんぱく映画会/みんぱくワールド・シネマ
- 「裸足の1500マイル」
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1931年オーストラリア。先住民アボリジニの混血児を家族から隔離し、白人社会に適応させようとする同化政策がとられていた。収容されたモリーと妹のデイジー、従妹のグレイシーは寄宿舎を脱走し、うさぎよけのフェンスをたよりにはるか遠くの母親の元に帰ろうと試みる。三人の少女たちの愛と勇気が感動的な佳篇。
- 時間:13:30~16:00(開場:13:00)
- 場所:本館講堂(参加無料/申込不要/定員450名)
- 詳細はこちら
- ©2002 Australian Film Finance Corporation Limited, The Premium Movie Partnership, South Australian Film Corporation and jabal Films Pty Ltd.
- 「サムソンとデリラ」
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中央オーストラリアのアボリジニ集落。毎日ぶらついている少年サムソンと祖母のアボリジニアートを手伝っている少女のデリラは、ある事件がきっかけで集落を出て行く。外の厳しい現実と絶望的な運命にぶつかる二人が見出すものは・・・。アボリジニの若者たちがオーストラリア社会の中でいかに共存して生きていくかを問いかけた秀作。
- 時間:13:30~16:30(開場:13:00)
- 場所:本館講堂(参加無料/申込不要/定員450名)
- 詳細はこちら
みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう
みんぱくの研究者が展示場に登場し、「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」についてお話します。フォーラムの期間中は、特別シリーズとしてオセアニアにまつわるお話をお届けします。
開催日 話題 話者 6月19日 クラ交易の記憶をとどめる歴史資料 小林繁樹(国立民族学博物館 教授) 7月3日 ココヤシとオセアニアの暮らし 印東道子(国立民族学博物館 教授) 7月10日 海の民と船 須藤健一(国立民族学博物館長) 7月17日 オーストラリア・アボリジニの世界 久保正敏(国立民族学博物館 教授) 7月24日 南太平洋の宣教師 林勲男(国立民族学博物館 准教授) 7月31日★ オセアニアの天地創造とドラマ 丹羽典生(国立民族学博物館 助教) 8月7日★ 太平洋の島々の衣装と布 ピーター・J・マシウス(国立民族学博物館 准教授) 8月14日 オセアニアのことばで数をかぞえよう! 菊澤律子(国立民族学博物館 准教授) 8月21日★ フシギなチカラ 白川千尋(国立民族学博物館 准教授) - 時間:14:30~15:30 ★7月31日、8月21日は11:00~12:00/8月7日は、15:00~16:00
- 場所:本館オセアニア展示場他 要観覧料/申込不要
- 詳細はこちら
そのほかのイベント
- 展示場クイズ「みんぱQ オセアニア編」
- 生まれ変わったオセアニア展示に関するクイズです。オセアニア展示場の中から答えを探しましょう。クイズの内容は小学校高学年レベルです。
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友の会講演会(会員対象)
「みんぱくによみがえるオセアニアのこころ─3回の収集の旅から」 -
初めての収集の旅は民博開館直前の1977年夏でした。目的のひとつの'チュクピン'とよばれる伝統的なカヌーは、現地でもつくられなくなっていたのですが、地元の人びとの強い願いによって民博に収蔵されることになりました。その後の調査も含めた収集資料の一部をお見せしながら、それぞれのエピソードを紹介し、民博への資料収集の意味についても考えてみたいと思います。
※先着96名。受付にて友の会会員証をご呈示ください。- 講師:須藤健一(国立民族学博物館長)
- 時間:15:15~16:15
- 場所:本館第5セミナー室
- 詳細はこちら(国立民族学博物館友の会ホームページ)
2011年3月、オセアニア展示が新しくなりました。広大な海が広がるオセアニアには、発達した航海術をもち、根栽農耕を営む人々が暮らしてきました。資源の限られた環境での生活を「移動と拡散」「海での暮らし」「島での暮らし」で紹介し、「外部世界との接触」「先住民のアイデンティティ表現」では、オセアニアの外の世界と出会う中で、人々が伝統文化をどのように継承、発展させているかを展示しています。
お問い合わせ先
国立民族学博物館 広報企画室連携係
565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10番1号
TEL:06-6878-8210(平日9:00~17:00)