みんぱく映画会
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2000年8月18日(金)
アメリカ自然史博物館マーガレット・ミード記録映画祭特集上映会「時を織る」「父・息子・正トラム」「村々に入ったビデオカメラ」「少女の儀式」 -
特別展「進化する映像―影絵からマルチメディアへの民族学」関連
- 2000年8月18日(金)~8月20日(日)
- 解 説:エレーヌ・S・シャルノーブ(アメリカ自然史博物館マーガレット・ミード映画祭局長)
- 司 会:大森康宏(国立民族学博物館教授)
人類学者故マーガレット・ミードが提唱し、1997年から毎年開催されている映画祭では、世界中からあつまった民族学、文化人類学に関する映画が1週間にわたって上映されます。このなかからすぐれた作品を選び上映。
8月18日(金) 13:00~17:00(12:30開場)
〈時を織る〉1986年/アメリカ・アリゾナ州/60分
A weave of Time / Susan Fashel. 1986. 60 min. (Arizona, U.S.)
ナバホ族の生活様式や文化、伝統、宗教、言語が時間の流れとともに移りゆく様が描かれている。〈父・息子・正トラム〉1997年/西シベリア/90分
Father, Son, and Holy Torum / Mark Soosaar. 1997. 90 min. (Western Siberia)
偉大なるシャーマンの父と、人々に土地の売却を強要する石油会社勤務の息子とのすさまじい対立を描く。村に入ったビデオカメラ1〈村々に入ったビデオカメラ〉1989年/ブラジル・アマゾン/10分
Video in the Villages : Program 1●Video in the Villages / Vincent Carelli. 1989. 10 min. (Brazilian Amazon)
アマゾン先住民の村の生活をビデオで撮影する計画の大要。ビデオが各民族のアイデンティティーを示す道具となり、自分たちを守る武器となる。村に入ったビデオカメラ1〈少女の儀式〉1987年/ブラジル・アマゾン/18分
Video in the Villages : Program 1●The Girl's Celebration / Vincent Carelli. 1987. 18 min. (Brazilian Amazon)
ブラジル西部地方の儀式をビデオで見て感銘をうけたナンビクワラの人々は、20年前の風化させてしまった儀式をいまいちどおこなう決心をする。