みんぱく映画会
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2000年10月20日(金)
山形国際ドキュメンタリー映画祭特集上映会「メタル&メランコリー」「イマジニング・インディアン」 -
特別展「進化する映像―影絵からマルチメディアへの民族学」関連
- 2000年10月20日(金)~10月22日(日)
- 解 説:村山匡一郎(映画評論家)
- 司 会:大森康宏(国立民族学博物館教授)
この映画祭は、歴史という時間の流れを映像によって断面に切り取り、さまざまな人々の生きざまを見ようとするものである。1987年から2年ごとに開催されている。これまでの参加作品の中から、代表的な作品を選んで上映。
10月20日(金) 13:00~17:00(12:30開場)
〈メタル&メランコリー〉1993年/監督:エディ・ホニグマン(オランダ)/ペルー(スペイン語)/80分
Metal and Melancholy / 最優秀賞(山形市長賞)
ペルーの街リマでは先生、経済学者、俳優、シークレットサービス、主婦などがサイドビジネスとしてタクシー運転手をしている。彼らの生存競争を描いた非凡なロードムービーに、人間の情熱と苦悩そして希望をみる。〈イマジニング・インディアン〉1992年/監督:ヴィクター・マサエスヴァ/アメリカ/79分
Imagining Indians / 特別招待作品
アメリカ大衆文化─漫画、絵画、TV、ハリウッド映画などの中で、歪められて描かれたインディアンの文化・伝統、歴史を検証する。監督はアメリカ先住民ホピの出身で、映像作家であると同時に写真家・ビデオ作家。