みんぱく映画会
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2003年2月22日(土)
教えを求めて -
第33回みんぱく映画会
- 2003年2月22日(土) 13:30~16:30
- 主 催:国立民族学博物館
- 解 説:大森康宏 (民族文化研究部教授)
「教え」は、人生の「道」に深くかかわることがある。2つの全く異なった映像、移動民の求めるコミュニケーション及び土地に根ざした人々の祖先との交信を通して、この世を生き抜くための「道しるべ」とでも言うべき「教え」 を求める様子をみてみたい。
民博教官が現地に赴いて記録した貴重な民族誌映画二作品を上映。「道の辺のクラス」
(1998年制作/撮影場所:フランス・ロワール河流域/上映45分)
移動するマヌーシュ(ジプシー)の教育には困難がともなうといわれている。マヌーシュの「教え」を求めるひたむきさと、それに応えようとする先生の間に繰り広げられる奮闘記である。「津軽イタコ 工藤タキ」
(1998年撮影/撮影場所:青森県/上映88分)
死者との「交信」を通じて人生行路の教えを求める人々。その仲介者、工藤タキの人生を中心にみる。定員 450名(先着順)
参加要領
映画会は申し込み不要、参加無料です。
ただし、常設展の観覧には別途、観覧料が必要です。問い合わせ先
〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館広報普及室普及係(電話06-6876-2151)