国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2009年11月22日(日)
ささやかれるアボリジナルの村の崩壊?

文化復興運動がさかんな頃の星祭り

○ 話題
オーストラリアの北部準州に暮らすアボリジナルは、1976年に土地権法を獲得して以来、彼らの集団的な所有地アボリジナルランドに生活してきました。そこでは80年代から90年代にかけて固有文化の展開がみられました。しかし、21世紀になると文化の回復運動は下火になり、それが若者から生きる目的と希望を失わせていったといわれます。いま、彼らのコミュニティでは、将来に失望した若者を中心にさまざまな暴力がひろがり、それが政府を動かすほどに社会問題化してきました。その様子を人類学者の報告や行政レポートから紹介します。

○ 話者
松山利夫(民族文化研究部教授)

○ 場所
本館展示場(オセアニア展示)