国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2009年12月27日(日)
老×老:ラオス低地農村部で「老いる」こと

病気の回復祈願の儀礼。老若男女、様々な世代や立場の人々が一堂に集う。

○ 話題
近頃、アンチ・エイジングが流行ったり、「若い」が褒め言葉になったり、老いることの否定的な側面ばかりが取り沙汰されています。老いることとは悪いことなのでしょうか?そもそも、老いるということはどういう経験なのでしょうか?ラオス低地農村部(ラオスは漢字で「老」と表記します)における「歳をとること」について紹介し、それを手掛かりに皆さんと一緒に「老い」について考えてみたいと思います。

○ 話者
岩佐光広(研究戦略センター機関研究員)

○ 場所
本館展示場(展示場内休憩所)