国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2020年3月20日(金・祝)
絆――人をつなぐ太鼓

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新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため開催を中止させていただきます。
ご迷惑をおかけしますがご理解をいただきますようお願い申し上げます。
なお、お申し込みいただいた方には、別途ご連絡いたします。

複数の打ち手が振りをつけながら太鼓を打つ和太鼓の演奏スタイルは戦後間もない1950年代に生まれました。1970年代以降急激に人気を博し、今では日本を代表する音楽ジャンルの一つとして定着しています。本公演で演奏する「和太鼓 絆」は、人権意識を高めることや反差別を活動の目的としている点で、国内で活動する数千ものグループの中で異彩を放っています。異なる背景をもつ人びとが、違いを違いとして認め合い、楽しみながら学び合う社会を作るために、太鼓は何ができるのでしょうか。太鼓の響きや打ち手の姿が伝える何かを全身で体験してみてください。

  • 日 時:2020年3月20日(金・祝)
        14:00~16:30(開場 13:20)
  • 場 所:国立民族学博物館 講堂
  • 主 催:国立民族学博物館
  • 参加無料(要展示観覧券)/要事前申込/定員450名
 

プログラム

13:20 ~ 開場
14:00 ~ 16:30 公演
出演 | 和太鼓 絆

大阪府下の被差別部落に本拠をおく太鼓集団6チーム(怒、疾風、鼓吹、魁、獅子、蛍)のメンバーから構成される合同ユニット。2014年の結成以来、太鼓の演奏をとおして「人権、反差別、平和」を訴えることを目的として、国内はもとより海外にも活動の場を広げている。2015年には第11回イギリス太鼓祭りに招聘され絶賛を浴びた。

カンバラチェ

 
司会 | 寺田吉孝(国立民族学博物館教授)

民族音楽学者。アジア地域を主なフィールドとして、周縁化された人びとの音楽実践について研究している。

 
 

お問い合わせ先

国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242
E-mail:hjigyo●minpaku.ac.jp(●を@に置き換えてください)