2003年10月13日(祝・月) 14:00開演(13:30開場)
会 場:国立民族学博物館 講堂
出 演:プトラ・ギリ・ハルジャ3
解 説:エンド・スアンダ(民族音楽学者)
福岡正太(博物館民族学研究部助手)
ワヤン・ゴレックは、インドネシア・ジャワ島西部をふるさととするスンダ人の伝統的な人形芝居です。ガムランを伴奏として、1人の人形つかいが、語り歌いながらたくさんの人形をあやつります。割礼や結婚、田植えや収穫などの儀礼に際してよく演じられます。西ジャワでは、子どもから大人まで、このワヤン・ゴレックの1晩の上演を楽しみにしています。
出演者プロフィール
プトラ・ギリ・ハルジャ3
新進気鋭の人形つかいダダン・スナンダール・S.をリーダーとするワヤン・ゴレックのグループ。西ジャワ州バンドゥン市の依頼により、小学生のための伝統芸能体験会において、2001年以来通算100回以上の上演を行うなど、意欲的な活動を続けている。
ダダン・スナンダール・S.
1975年生まれ。西ジャワで有数の人気を誇る人形つかいアセップ・スナンダール・スナルヤを父にもち、小さいころからガムラン演奏や人形つかいの技を学んできた。1989年、14歳のときに自らのグループ、プトラ・ギリ・ハルジャ3を結成し、人形つかいとして活動をはじめた。