研究公演
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2010年8月28日(土)
揺さぶる力―大阪浪速(なにわ)の太鼓打ち -
新展示フォーラム「音の力―夏のみんぱくフォーラム2010」関連
大阪市浪速区の被差別部落は、太鼓つくりの町として有名です。この地域で生産される太鼓は、300年以上にわたって、西日本を中心に全国で演奏されてきました。昨今の和太鼓ブームにより太鼓奏者は注目されるようになりましたが、太鼓の職人や地域に住む人々は差別的な待遇や眼差しに苦しむ時代が長く続きました。このような状況を変えるために、地域の青年たちが太鼓を打ち始めたのが、太鼓集団「怒」の始まりです。かれらの言葉にできない思いは、圧倒的な太鼓の響きとなって体験する者を揺さぶり突き動かします。
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日時:2010年8月28日(土)
[座談会]13:30~14:00/[太鼓演奏]14:15~16:00 - 場所:国立民族学博物館 講堂
- 定員:450名
- 事前申込:必要 ※申込受付は終了いたしました。
- 参加料:無料(ただし、本館展示をご覧になる方は別途観覧料が必要です。)
- 主催:国立民族学博物館
- チラシダウンロード[PDF:2.63MB]
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
TEL : 06-6878-8210(平日9:00~17:00)出演
- 太鼓集団「怒(いかり)」
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《プロフィール》
1987年に大阪市浪速区の被差別部落で結成された太鼓グループ。当初地域内の文化活動であった太鼓の演奏が内外で注目を集めるにつれ、部落への差別や偏見をなくすための活動の一つとして注目されるようになりました。「自分たちの町に誇りを」「あらゆる差別に対して怒りを」をスローガンにして、国内だけでなく海外でも公演を行っています。
解説
寺田吉孝(民族文化研究部教授)申込方法
往復はがきに1.氏名、2.住所(返信用おもてにも)、3.年齢(任意)、4.電話番号、5.参加希望人数(本人を含め4名まで)、6.「国立民族学博物館友の会」会員番号(会員の方のみ)を明記の上、「8月28日研究公演」と書いて下記までお申し込みください。応募多数の場合は抽選となります。
なお、参加申込された方の個人情報は、研究公演にのみ使用いたします。宛 先
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係申込締切
8月24日(火)必着 -
日時:2010年8月28日(土)