国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」

会期の変更について

当館では、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を防止する観点から、2月28日以来、臨時休館を続けてまいりましたが、6月18日(木)に本館展示を再開いたしました。
開幕を延期としておりました、梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」の開幕日について、下記の予定となりました。
梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」
2020年9月3日(木)~10月20日(火)12月1日(火)
12月1日(火)まで会期を延長いたします。
 
  • 会期:2020年9月3日(木)~10月20日(火)12月1日(火)
  • 場所:国立民族学博物館 本館企画展示場
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:水曜日
  • 観覧料:一般580円、大学生250円、高校生以下無料 詳細はこちら
  • 主催:国立民族学博物館
 

展示趣旨

みんぱく初代館長を務めた梅棹忠夫(1920-2010)は、多数の学術調査に参加した知の先覚者です。彼は、調査成果を論文などにまとめる方法を『知的生産の技術』(1969年)で述べましたが、具体的に資料を加工する過程は示しませんでした。この企画展では、梅棹のアーカイブズ資料とデジタル・データベースで彼の方法の舞台裏を紹介します。

 

モンゴルのフィールドノート
(写真撮影 尼川匡志)

ビルマ独立記念祭での民族衣装
(1961年 写真撮影 梅棹忠夫)

「知的生産の技術」のための「こざね」
(写真撮影 尼川匡志)

フィールドノートから内容別に転記したローマ字カード
(写真撮影 尼川匡志)

 

関連イベント

みんぱくウィークエンド・サロン

車軸回転式の牛車
(スケッチ「内モンゴル調査」図72より)

終了デジタル技術でみる「梅棹忠夫アーカイブズ」

 日時:2020年9月13日(日) 14:30~15:00
 講師:丸川雄三(国立民族学博物館准教授)
 場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
 参加無料(要展示観覧券)/申込不要
 詳細情報はこちら

 

梅棹資料室に保管されている
『知的生産の技術』。
版が重なるたびに1冊ずつ増えていく。

終了現代に活かす「知的生産の技術」

 日時:2020年9月27日(日) 14:30~15:00
 講師:飯田卓(国立民族学博物館教授)
 場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
 参加無料(要展示観覧券)/申込不要
 詳細情報はこちら

 
みんぱくゼミナール

1969年、京都大学の研究室で
仕事をする梅棹忠夫
(写真提供 梅棹淳子)

終了梅棹忠夫に学んだ知的生産の技術

 日時:2020年9月19日(土) 13:30~15:00
 講師:小長谷有紀(国立民族学博物館客員教授)
    高野明彦(国立情報学研究所教授)
    飯田卓(国立民族学博物館教授)
 場所:国立民族学博物館 講堂
 参加無料/要事前申込
 詳細情報はこちら

 

関連出版物

『季刊民族学』172号

特集 梅棹忠夫生誕100年記念「1970年、梅棹忠夫が見ていた未来」

 『季刊民族学』172号はこちら

 

『月刊みんぱく』2020年4月号

特集「知的生産のフロンティア」

 『月刊みんぱく』2020年4月号はこちら