国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

企画展「民族学者 梅棹忠夫の眼」

企画展「民族学者 梅棹忠夫の眼」
 
  • 会期:2011年3月3日(木)~ 6月14日(火)
  • 場所:国立民族学博物館 本館展示場内
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:水曜日(ただし、5月4日(水・祝)は開館)
※本館展示の観覧料が必要です。 詳細はこちら 
※毎週土曜日は、小学生・中学生・高校生は無料で観覧できます。
チラシダウンロード [PDF:449KB]
梅棹忠夫は、世界各地で自身が撮影した写真のなかから自ら46点を選び、写真展「民族学者 梅棹忠夫の眼」を1982 年から2010年にかけて国内各地で開催しました。
特別展「ウメサオ タダオ展」の開催にあわせ、企画展としてその写真展を再現します。日本写真家協会会員でもあった民族学者・梅棹忠夫が、カメラ・レンズを通して「眼」をこらした世界をあらためてご覧ください。
企画展「民族学者 梅棹忠夫の眼」
 

ナシ族。中華人民共和国雲南省麗江納西族自治県。ナシ族はチベット系農耕民で、金沙江上流の大屈曲点ちかく、玉龍山(5950メール)の山麓、麗江にすむ。ふるくから漢文化に接し、その影響をうけているが、独特の風俗、文化をたもっている。奇妙な絵文字でかかれた「トンバ経」をつたえていることで有名である。(1979)

企画展「民族学者 梅棹忠夫の眼」
企画展「民族学者 梅棹忠夫の眼」

リビア王国フェッザン、セブハ市。リビア南部のサハラの各地から、ラクダがあつめられて、セブハで市がひらかれる。一見不毛とみえるサハラ砂漠にも、おびただしい数のラクダが放牧されている。ベドウィン遊牧民たちがそれを監視している。(1968)

イタリア共和国アブルッツォ・モリーゼ県チェルクエート村。年に一度の村祭。お寺での儀式ののち、聖者の像、マリア様の像などがかつぎだされ、村のなかをねりあるく。村びとは、老人も子どもも、その行列にくわわる。となり村から、楽隊がやとわれてきていた。(1969)

企画展「民族学者 梅棹忠夫の眼」

関連展示情報 特別展 ウメサオ タダオ展