武器をアートに――モザンビークにおける平和構築【文部科学省情報ひろば】
チラシダウンロード[PDF:19MB]
アフリカのモザンビークでは、昭和50(1975)年の独立後平成4(1992)年まで続いた内戦の結果、戦争終結後も大量の武器が民間に残されました。この武器を農具と交換することで回収し、武装解除を進めるとともに、回収された銃器を用いてアートの作品を生み出し、平和を人びとの心に根づかせようという、TAE(Transformação de Armas em Enxadas/Transforming Arms into Plowshares)「銃を鍬に」というプロジェクトが進められ、内戦後の平和構築のモデルとして注目を集めています。
平成24(2012)年、このプロジェクトの一環として、フィエル・ドス・サントス、クリストヴァオ・カニャヴァート(ケスター)の二人のアーティストの手で、日本に住む人びとへのメッセージを込めて4点の作品が制作され国立民族学博物館におさめられました。
この展示では、国立民族学博物館で収集した作品を展示し、アートを通じて平和を築く営みを紹介します。
- 会期:2020年1月7日(火)~ 2月10日(月)
- 場所:文部科学省エントランス(新庁舎2階)
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2 - 時間:月曜日~金曜日/10:00 ~ 18:00(入館時間17:30まで)
※土日祝日は休館 - 観覧料:無料
- 実施機関:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立民族学博物館
主な展示物
実物展示
- 《肘掛椅子》 クリストヴァオ・カニャヴァート(ケスター)
マプト市(モザンビーク)平成24(2012)年 - 《フルートを吹く男》 フィエル・ドス・サントス
マプト市(モザンビーク)平成24(2012)年 - 《ギターを弾く男》 クリストヴァオ・カニャヴァート(ケスター)
マプト市(モザンビーク) 平成24(2012)年
映像
- 「武器をアートに――モザンビークにおける平和構築」(上映時間:15分50秒)
関連イベント
トークイベント
「武器をアートに――アフリカ・モザンビークにおける平和構築の営み」
- 登壇者:吉田憲司(国立民族学博物館長)
- 開催日時:2020年1月20日(月)18:30 ~ 19:45
- 開催場所:文部科学省情報ひろばラウンジ(旧庁舎1階)
文部科学省 情報ひろば
- 所在地:〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
- 開館時間:月曜~金曜 10:00~18:00
入館は閉館の30分前まで
土曜日、日曜日、祝日、年末・年始休館 - 入館料:無料
- 交通案内:銀座線「虎ノ門駅」11番出口直結
千代田線「霞ヶ関駅」A13番出口徒歩5分