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更新日時:2016年2月2日
齋藤晃SAITO Akira
専門分野
歴史・文化変容
専門地域
アメリカ(南米スペイン語圏)
研究の自己アピール
現在ラテンアメリカと呼ばれる地域は、その大部分がかつてスペインとポルトガルの植民地でした。わたしはその植民地における先住民社会の歴史的変容を研究しています。とりわけ、南米のアンデス、アマゾン川上流、ラプラタの3つの地域が対象です。歴史的変容といってもさまざまな側面がありますが、わたしはおもにキリスト教の宣教にともなう先住民の居住環境の変化、政治組織の再編成、宗教実践の変容、言語政策の効果、文字の導入、ヨーロッパ美術の受容に関心をもっています。
メッセージ
近代初期のスペインとポルトガルの海外拡張は、現代のグローバリゼーションの先駆けと呼べるような地球規模のひとやモノ、情報の移動を引き起こしました。とりわけ、植民地となったアメリカでは、異なる社会、異なる文化が、不釣り合いな力関係のもと、さまざまな交渉を繰り広げ、その過程でそれぞれ大きく変化していきました。その歴史を学ぶことは、グローバリゼーションの先の未来を見つめることにつながると考えています。
関連ページ
■ 展示、催し物など
- カレッジシアター「地球探究紀行」(2015年度)「ユートピアの遺跡を訪ねて:ボリビア・パラグアイ・アルゼンチン」(2015.12.16)
- みんぱくウィークエンド・サロン第307回「ボリビア・アマゾンの暮らし」(2013.7.21)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2013年度)「ミッションの旧跡を訪ねて―ボリビア・パラグアイ・アルゼンチン」(2013.6.28)
- みんぱくウィークエンド・サロン第238回「チュルカナスのやきもの」(2012.1.22)
- みんぱくウィークエンド・サロン第196回「アマゾンのゴムブーム」(2011.3.6)
■ 出版物、エッセイなど
- 旅・いろいろ地球人「食べる(1)サバンナの牛と先住民」[毎日新聞](2014.7.31)
- 月刊みんぱく2013年7月号「【2】特集 共生の雨林 アマゾン|カメの卵狩り」(2013.7.1)
- みんぱくe-news143号「World Watching from Bolivia ユネスコの遺産登録への道のり」(2013.5.24)
- 旅・いろいろ地球人「アメリカ大陸の物作り(1)自家製と既製」[毎日新聞](2012.1.12)
- 旅・いろいろ地球人「くつろぐ(8)ハンモックにゆられて」[毎日新聞](2011.5.19)
- 月刊みんぱく2011年5月号「【2】特集 文化交渉のダイナミズム―あたらしくなったアメリカ展示|時代を記録するやきもの」(2011.5.1)
- 月刊みんぱく2011年4月号「【20】歳時世相篇|アマゾン川上流の聖週間」(2011.4.1)
- 月刊みんぱく2011年3月号「【10】研究フォーラム|人間は社会的動物か?」(2011.3.1)
- 月刊みんぱく2010年3月号「【15】時論 新論 理想論|ラテンアメリカの文書主義」(2010.3.1)
■ 研究会・シンポジウム・学会など
- 平成24年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「包摂と自律の人間学――空間をめぐって」(2012.11.28~11.30)
- 《機関研究成果公開》シンポジウム「近代ヒスパニック世界における共同体の構築―垂直的紐帯と水平的紐帯」(2011.10.29)