国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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更新日時:2016年2月1日

須藤健一SUDO Ken'ichi

須藤健一

トンガ王国で豚の丸焼きを学ぶ=1992年頃

館長だより*みんぱくの国際交流の一端を館長が紹介しています。

専門分野

性・ジェンダー、集団・組織、人口・移民・移住

専門地域

オセアニア(性と婚姻、母系家族、土地・海面所有、政治構造、海外移住、トランスナショナル)

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研究の自己アピール

小さなサンゴ礁島に暮らす人びとの家族や社会のしくみ、農耕や漁労活動、精霊や神の信仰、風・波・星を頼りのカヌー航海などを学んで40年。調査地は、チューク、パラオ、ヤップなどミクロネシアから、トンガ王国やソロモン諸島など南太平洋の島々に及んだ。母系社会、性行動、資源利用、伝統的航海術、開発と環境保護、伝統の政治、脱植民地、国家建設、海外移住、民主主義などをテーマに、島世界の過去と現在をみつめている。

メッセージ

海の只中の島は、それ自体が一つの地球。近代文明のうねりの中、島をとりまく環境の変化、食料資源の持続的利用、固有の社会と文化を維持しながら近代的要素をつなぎ合わせる人びとの生活の知恵など、私たちの現代生活や生き方を見なおすことの大事さを教えてくれる。

関連ページ

■ 展示、催し物など
■ 出版物、エッセイなど