国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会開催等スケジュール(2019年度)

2020年2月

2月22日(土)
音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
9:30~18:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
全員・成果論集の原稿読み合わせ
2月16日(日)
テクノロジー利用を伴う身体技法に関する学際的研究(平田晶子)
10:00~18:00(国立民族学博物館 第3セミナー室)
大西秀之(同志社女子大学)「技術研究をめぐる民族誌フィールドの可能性」
佐本英規(広島大学)「竹とラジオとスマートフォン:ソロモン諸島アレアレの在来楽器をめぐる技法と技法論の変遷にみる物と身体、人格の関係性」
三津島一樹(京都大学)「身ぶりとテクノロジーの相互作用:西アフリカ・ガーナの自動車修理を事例に」
市野澤潤平(宮城女子学院大学)「水中における身体感覚の民族誌的記述」
総括
伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
10:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
松井健(東京大学)「現在のキモノの生産・流通・消費について:『キモノストック』という視点」
中谷文美(岡山大学)「『線具』としてのヒモへの注目から見えること」
宮脇千絵(南山大学)「モノ語り Part V」
全体討論
捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
13:30~16:40(国立民族学博物館 第5セミナー室)
岸上伸啓(国立民族学博物館・人間文化研究機構)「趣旨説明」
岸上伸啓(国立民族学博物館・人間文化研究機構)「捕鯨をめぐる世界の動きと諸問題」
浜口尚(園田女子大学短期大学部)「世界の捕鯨の現状と将来」
石川創(下関海洋科学アカデミー)「日本の捕鯨の現状と将来」
「ディスカッションと質疑応答」司会+コメンテーター:若松文貴(京都大学)+検討は全員
「まとめ」
2月15日(土)
ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)
12:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
参加者全員 今後の研究会展望
八木百合子(国立民族学博物館)「ペルーにおける人の移動と宗教文化の変容:都市祭礼をめぐるヒト・モノ・カネ」
田沼幸子(首都大学東京)「怒って済むなら人類学者は要らない。ではどうするか」
冨山一郎(同志社大学)コメント
参加者全員 総合討論
2月11日(火)
沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)
10:00~15:00(国立民族学博物館 大演習室)
萱野公裕(萱野茂二風谷アイヌ資料館)「仮題:民博と泉靖一資料調査への期待」
長野環(平取町役場アイヌ施策推進課)「仮題:アイヌ文化環境保全対策とIWOR」
総合討論と次回計画
2月10日(月)
沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)
14:00~17:30(国立民族学博物館 大演習室)
前回確認と趣旨説明
吉原秀喜(平取町役場アイヌ施策推進課)「仮題:沙流川流域IWOR構想の経緯・成果展望」
木村弘美(平取町役場アイヌ施策推進課)「仮題:イオル事業と「ライブラリー」の可能性」
2月9日(日)
心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
9:30~13:00(国立民族学博物館 大演習室)
加藤敦典(京都産業大学)「ベトナム語におけるかわいい/かわいそうをめぐる情動と規範の文化論」
西真如(京都大学)「ケアの生態学について」
討論
拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)
13:00~17:00(国立民族学博物館 映像実験室)
川瀬慈(国立民族学博物館)、村津蘭(京都大学)、矢野原佑史(京都大学)「あふりこ——フィクションの重奏/遍在するアフリカ」
金子遊(多摩美術大学)「ゾミアの遊動民——映画『森のムラブリ』の企画・撮影・上映について」
全体討論
2月8日(土)
心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
13:30~17:30(国立民族学博物館 大演習室)
野村亜由美(首都大学東京)「『こころが強い』ひと-津波被災後のスリランカでいきる老人たち」
大北全俊(東北大学)「日本のHPVワクチン副反応報告をめぐる論点」
討論
島世界における葬送の人類学――東南アジア・東アジア・オセアニアの時空間比較(小野林太郎)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
小野林太郎「第二回研究会の趣旨説明と目的の紹介」
鈴木朋美「ベトナムの二次埋葬と甕棺埋葬」
片桐千亜紀「インドネシア・トラジャ族による風葬・崖葬墓」
総合討論
2月7日(金)
博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
10:00~16:00(奈良国立博物館)
保存修理所の見学および資料保存に関するディスカッション
展示場見学
2月6日(木)
博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
14:00~17:00(宮内庁正倉院事務所)
正倉(外観)・校倉、保存科学室の見学および資料保存に関するディスカッション
2月2日(日)
文化人類学を自然化する(中川敏)
9:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
飯田卓(国立民族学博物館)「読むことの現象学」
松尾瑞穂(国立民族学博物館)「サブスタンス、人格、情報のネクサス」
全体討論
中川理(立教大学)「現代版不平等起源論とその批判」
全体討論
グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究(東賢太朗)
10:30~12:00(国立民族学博物館 第3演習室)
全員「招聘講師発表の振り返りと次年度に向けての計画打ち合わせ」
2月1日(土)
グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究(東賢太朗)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第3演習室)
遠藤英樹(立命館大学)「モバイル=デジタル時代の観光――ツーリズム・モビリティーズ研究を「脱構築」する(仮)」
須藤廣(跡見学園女子大学)「観光社会学とポスト・モダン社会(仮)」
モビリティと物質性の人類学(古川不可知)
14:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
村橋勲(京都大学)「国境地帯のモビリティーズ ――南スーダン-ウガンダ間の紛争と交易(仮)」
高木仁(国立民族学博物館)「東ニカラグア・低湿地インディアンのモビリティーに関わる物質文化」
総合討論および次年度の研究計画について

2020年1月

1月31日(金)
人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
9:00~12:00(徳島県立鳥居龍蔵記念博物館)
徳島県立鳥居龍蔵記念博物館所蔵写真資料閲覧、文献調査
1月30日(木)
人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
10:00~18:00(徳島県立鳥居龍蔵記念博物館)
徳島県立鳥居龍蔵記念博物館見学
中生勝美(桜美林大学)「鳥居龍蔵の蒙古調査」
佐藤若菜(新潟国際情報大学)「鳥居龍蔵の蒙古調査」
総合討論
1月26日(日)
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
10:00~13:00(国立民族学博物館 第3演習室)
竹原新(大阪大学)「現代イランの祭り」
君野隆久(京都造形芸術大学)「『捨身の仏教:日本における菩薩本生譚』をめぐりて」
物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
10:00~15:30(国立民族学博物館 第4演習室)
西尾哲夫(国立民族学博物館)・竹田多麻子(横浜ユーラシア文化館)・藤本悠子(片倉もとこ記念沙漠文化財団)・縄田浩志「企画展示「サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年」に対する一般来館者の反応」
コメント:原 隆一(大東文化大学)
総合討論「物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略」
打ち合わせ:学会発表準備(中東学会、文化人類学会、ロンドン国際会議)、成果出版(沙漠研究、中東学会年報、国立民族学博物館調査報告)ほか、研究成果のまとめについて
カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
10:00~14:30(国立民族学博物館 大演習室)
北川由紀彦(放送大学)「『新宿段ボール村』再考」
山北輝宏(日本大学)「新しい物質主義的社会学とハウジング・ファースト」
総合討論(全員)
1月25日(土)
モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
全員 成果出版の構想についての討議
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
13:00~17:00(国立民族学博物館 第3演習室)
足立重和(追手門学院大学)「語りはなぜ社会学の問題になるのか」
川松あかり(東京大学)「『異人による町』としての炭鉱町とその『記憶』:旧産炭地筑豊における調査事例から(仮)」
物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
13:30~17:30(国立民族学博物館 第4演習室)
縄田浩志(秋田大学)「アフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略」
質疑応答
坂田隆(石巻専修大学)「ヒトは暑さに強いか:ヒトの暑熱対応と水消費」
コメント:佐藤 麻理絵(京都大学)
質疑応答
カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
13:30~19:00(国立民族学博物館 大演習室)
森明子(国立民族学博物館)「EU農業政策とホーフ:オーストリアの事例」
沢山美果子(岡山大学)「カネと公共圏から見た日本近世の捨て子たち」
久保忠行(大妻女子大学)「『境界的(liminal)なものがつくる公共空間の可能性:観光客と難民』」
討論(全員)
1月13日(月・祝)
食生活から考える持続可能な社会――「主食」の形成と展開(野林厚志)
10:00~18:00(国立民族学博物館 第3演習室)
次年度発表に関する懇談(次年度発表予定者)
先住民族の生活文化に関する展示見学(全員)
野林厚志(国立民族学博物館)「第2回研究会の趣旨説明」
那須浩郎(岡山理科大学)「農耕のはじまりと主食の形成」
佐藤廉也(大阪大学)「根栽農耕とイモ食」
総合討論

2019年12月

12月24日(火)
人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
10:00~17:30(国立民族学博物館 第1演習室)
中生勝美(桜美林大学)「研究会経過報告」
参加者の今年度の研究成果報告(1人20~30分)
栗本英世(大阪大学)「エヴァンズ=プリチャードの軍役経験--軍将校としての人類学者を考える 」
総合討論、今後の研究会の打ち合わせ
12月22日(日)
グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究(松尾瑞穂)
10:00~12:30(国立民族学博物館 第1演習室)
全員「成果論集の草稿発表」
全員 総合討論
12月21日(土)
グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究(松尾瑞穂)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
全員「成果論集の草稿発表」
12月15日(日)
グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究(東賢太朗)
10:00~12:00(国立民族学博物館 第1演習室)
全員「今後のスケジュールと進め方、特別講師招聘について」
感性と制度のつながり――芸術をめぐる「喚起」と「評価」のプロセスから考える(緒方しらべ)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
緒方しらべ(大阪大学)「研究会全体の趣旨説明」
共同研究員全員「自己紹介と本研究の展望」
緒方しらべ(大阪大学)、兼松芽永(女子美術大学)「本研究に関わる人類学の先行研究概要」
寺村裕史(国立民族学博物館)「本研究に関わる考古学の先行研究概要」
長谷川新(インディペンデントキュレーター)「本研究に関わる芸術学の先行研究概要」
共同研究員全員「先行研究を踏まえ、問題の所在や研究方針についての全体討論」
12月14日(土)
グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究(東賢太朗)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
東賢太朗(名古屋大学)「共同研究の概要と枠組みに関するプレゼン」
全員「各メンバーの研究紹介と共同研究会での役割」
12月12日(木)
博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
13:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
(参加者全員)各館における温湿度に関する調査・分析手法の検証ならびにディスカッション
12月8日(日)
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
10:00~13:00(国立民族学博物館 第1演習室)
及川祥平(成城大学)「末裔の組織における差異化と排除」(仮)
鵜野祐介(立命館大学)「在日コリアンの説話伝承とパンソリ」
伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
10:00~18:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
丹羽朋子(国際ファッション専門職大学)「ECフィルムとは何か?<紡ぐ・綯う・編む・織る>映像の活用をめぐって」
ECフィルム上映+ディスカッション
全体討論
統治のフロンティア空間をめぐる人類学――国家・資本・住民の関係を考察する(佐川徹)
12:30~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
佐川徹(慶應義塾大学)趣旨説明
近藤宏(早稲田大学)「難民となった都市先住民の『フロンティア』と『多文化共生』:南米・コロンビア太平洋岸の事例」
久保忠行(大妻女子大学)「観光資源としてのフロンティア:ミャンマーのコミュニティ・ベースド・ツーリズム」
鈴木佑記(国士館大学)「二つのフロンティア:タイ領アンダマン海域における国家・資本・海民モーケンの関係性を探る」
総合討論
12月7日(土)
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
13:00~17:00(国立民族学博物館 第1演習室)
館内展示の見学
島村恭則(関西学院大学)「民俗学・ヴァナキュラー・ナラティヴの権利―民俗学的視角とはいかなるものか―」
Kim Jinah(Université Sorbonne Nouvelle - Paris 3)「植民地博物館から移民博物館へ――移民社会フランスの文化政策――」
モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
13:30~18:30(国立民族学博物館 第3演習室)
全員 研究成果公開に向けた打合せ
全員 今後の予定について
捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
13:30~19:00(国立民族学博物館 大演習室)
是恒さくら(東北大学東北アジア研究センター)「クジラとの係わり――アート実践『ありふれたくじら』プロジェクトを中心に」(仮題)
全員「共同研究会の成果と今後の課題に関する全体討論」
全員「成果出版の打ち合わせと今後の計画の検討」
人類史における移動概念の再構築――「自由」と「不自由」の相克に注目して(鈴木英明)
14:00~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
鈴木英明(国立民族学博物館)開会のあいさつ
自己紹介(参加者全員)
鈴木英明(国立民族学博物館)「移動概念の現状と可能性」
総合討論
12月1日(日)
社会・文化人類学における中国研究の理論的定位――12のテーマをめぐる再検討と再評価(河合洋尚)
10:00~15:00(国立民族学博物館 第1演習室)
中生勝美(桜美林大学)「中国の人類学展望――学史と現状から」
河合洋尚(国立民族学博物館)「中国都市の人類学――都市性と都市景観をめぐる研究動向」

2019年11月

11月30日(土)
オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)
13:30~19:00(国立民族学博物館 第4演習室)
伊地知紀子(大阪市立大学)「済州4・3をめぐる経験と感覚――朝鮮半島と日本の近現代と他者」(仮)
質疑応答
小杉世(大阪大学)「クリスマス島における英米核実験――キリバス民間人の視点から」(仮)
質疑応答
全体討論
社会・文化人類学における中国研究の理論的定位――12のテーマをめぐる再検討と再評価(河合洋尚)
14:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
河合洋尚(国立民族学博物館)「趣旨説明」
参加者全員「共同研究員自己紹介・研究計画」
11月25日(月)
沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)
9:30~15:00(国立民族学博物館 第3演習室)
沙流川流域調査を中心とする「泉靖一アーカイブ」資料の実見
次回研究計画に向けての総合討論
11月24日(日)
文化人類学を自然化する(中川敏)
13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
高田明(京都大学)「言語の自然化:サンの養育者=幼児間相互行為の分析から」
全体討論
山田一憲(大阪大学)「授乳をめぐるニホンザルの母子相互交渉」
全体討論
沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)
13:30~17:30(国立民族学博物館 第3演習室)
大西秀之(同志社女子大学)「共同研究趣旨説明――沙流川流域における泉靖一資料の再検討」
共同研究員自己紹介・研究計画
11月17日(日)
拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)
10:00~15:00(国立民族学博物館 大演習室)
小川翔太(名古屋大学大学院)「期待の地平としての映像アーカイブ――帝国観光の映像が露呈する問題」
佐藤知久(京都市立芸術大学)「(発表タイトル未定)」
全体討論
物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
12:45~17:00(横浜情報文化センター情文ホール)
サウジアラビアの歴史文化遺産と観光資源
サウジアラビアの歴史文化遺産の新たな価値を求めて:日サ合同調査隊の取り組み
11月12日(火)
島世界における葬送の人類学――東南アジア・東アジア・オセアニアの時空間比較(小野林太郎)
13:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
小野林太郎(国立民族学博物館)「共同研究の趣旨説明と目的の紹介――島世界における葬送の人類史」
片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター)「琉球列島における崖葬墓と島世界における人類史」
メンバーによる展示見学
前田一舟(うるま市立海の文化資料館)「近世以降における琉球列島の葬墓と葬送」
ディスカッション・今後の計画についての検討
11月10日(日)
カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
9:30~15:00(国立民族学博物館 大演習室)
工藤由美(国立民族学博物館)「マプーチェ医療をめぐる国家・先住民関係(仮)」
髙橋絵里香(千葉大学)「民営化/私事化する福祉国家:フィンランドの高齢者ケア制度にみる私的領域間の対立と共謀」
総合討論
11月9日(土)
ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)
12:30~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
参加者全員 今後の研究会展望
酒井朋子(神戸大学)「国境、国籍、利便性:ブレクジットの未来と北アイルランド・コスモポリタニズムの困難」
中川理(立教大学)「エスノリベラリズム・リベラリズム・ネオリベラリズム」
全体討論
カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
13:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
藤原辰史(京都大学)「『分解の哲学』について」
中野智世(成城大学)「近代ドイツにおけるケアの空間:カトリック系慈善施設の事例から」
全員討論
11月3日(日)
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
10:00~13:00(国立民族学博物館 第1演習室)
周星(愛知大学)「異人としての留学生グループ――寛容性/非寛容性の観点から」
今後のスケジュールと進め方
11月2日(土)
モビリティと物質性の人類学(古川不可知)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
古川不可知(国立民族学博物館)「趣旨説明と研究動向紹介」
全員「研究テーマの共有」
難波美芸(一橋大学)「インフラで考える巡る時間と流れる時間――ラオス北部ルアンナムタ県の流れ橋と鉄道建設」
全体討論および今後の進め方について
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
14:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
國弘暁子(早稲田大学)「現代インドにおける異人のゆくえ――グジャラートのヒジュラとサバルタン問題に関する考察の事例から」
岩本通弥(東京大学)「『迷惑』と非寛容――家族に異人が入ること(仮)」

2019年10月

10月27日(日)
統治のフロンティア空間をめぐる人類学――国家・資本・住民の関係を考察する(佐川徹)
12:30~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
佐川徹(慶應義塾大学)趣旨説明
二文字屋脩(早稲田大学)「タイ北部地域にみるフロンティア空間の動態:(ポスト)遊動狩猟採集民ムラブリを事例に」
大澤隆将(総合地球環境学研究所)「空間認識の錯綜:開発、オラン・アスリ、泥炭」
佐川徹(慶應義塾大学)「漁労を始めた牧畜民:東アフリカ牧畜社会における国家―資本―住民関係」
総合討論
10月26日(土)
オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)
13:30~19:00(国立民族学博物館 第2演習室)
下田健太郎(慶應義塾大学)「想起される水俣病経験――移ろいゆく行為者への視点」(仮)
質疑応答
飯高伸五(高知県立大学)「慰霊と観光の狭間で――ペリリュー島における戦争の記憶をめぐるエイジェンシー」(仮)
質疑応答
全体討論
10月20日(日)
心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
9:30~13:00(国立民族学博物館 大演習室)
佐藤奈穂(金城学院大学)「脱経済成長時代における“幸福”の実証研究に向けて――所得・資産・ケアの視点」
モハーチ ゲルゲイ(大阪大学)「毒性の治療薬――どん底における薬草栽培をめぐって」
討論
10月19日(土)
心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
13:30~17:30(国立民族学博物館 大演習室)
馬場淳(和光大学)「『逃走』する男をめぐるケアの生態学」
森明子(国立民族学博物館)「社会的なものをめぐるプロジェクト――1980年代西ベルリンにおける試みとその後の展開」
討論
10月14日(月)
食生活から考える持続可能な社会――「主食」の形成と展開(野林厚志)
10:00~16:00(国立民族学博物館 第4演習室)
野林厚志(国立民族学博物館)「主食研究の趣旨と全体の構想」
参加者の研究の構想
10月6日(日)
モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
10:30~16:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
全員 研究成果公開に向けた打合せ
八木百合子(国立民族学博物館)「趣旨説明」
鳥谷武史(金沢大学)「日本のまじないについて」
小倉美恵子(ささらプロダクション)「オオカミの護符――里びとと山びとのあわいに」上映・作品解説
総合討論
10月5日(土)
モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
13:30~18:30(国立民族学博物館 大演習室)
全員 研究成果公開に向けた打合せ
小倉美恵子(ささらプロダクション)「うつし世の静寂(しじま)に」上映・作品解説
全員 全体討論

2019年9月

9月28日(土)
文化人類学を自然化する(中川敏)
9:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
中川敏(大阪大学)「人類学を自然化するいつかの方法:研究会の前半を終えて」
全体討論
中村潔(新潟大学)「社会的諸力とは」
全体討論
浜本満(九州大学)「シンボル記号の条件:類人猿の言語習 得実験についてのど素人的考察」
全体討論
9月15日(日)
拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)
13:00~17:30(国立民族学博物館 第7セミナー室)
山内政夫(柳原銀行記念資料館)「自主映画『東九条』とその時代」
満若勇咲(映像作家)「制作現場から見たドキュメンタリーについて」
全体討論

2019年7月

7月27日(土)
テクノロジー利用を伴う身体技法に関する学際的研究(平田晶子)
10:30~18:00(国立民族学博物館 第6セミナー室)
話題提供①菅原和孝(京都大学)「人類学分野における身体技法研究」
質疑応答
話題提供②市野澤順平(宮城学院女子大学)「ダイブ・コンピューターと減圧症リスク:観光ダイビングにおける身体感覚/能力の増強とリスク認知」
各共同研究員による成果報告
質疑応答、総合討論
7月21日(日)
カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
9:00~13:00(国立民族学博物館 大演習室)
岩佐光広・赤池慎吾(高知大学)「魚梁瀬森林鉄道と生をめぐる営み:女性のライフヒストリーを手がかりに(仮)」
総合討論
物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
10:00~16:00(国立民族学博物館 第1演習室)
西川優花(大阪大学大学院)「イラン・ザーヤンデルード下流域における河川の重層的利用と生業の弾力性」
コメント:原隆一(大東文化大学)
質疑応答
賀川恵理香(京都大学大学院)「現代パキスタンにおけるヴェール着用実践:都市部の女子大生を事例として」
コメント:竹田多麻子(横浜ユーラシア文化館)
総合討論「土地利用と物質文化の地域間比較:マグレブ、アラビア半島、イラン」
打ち合わせ:研究成果のまとめについて
7月20日(土)
物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
13:00~17:30(国立民族学博物館 第1演習室)
石山俊(国立民族学博物館)「サハラ・オアシスにおけるナツメヤシ灌漑農業の現代的変容」
質疑応答
企画展示内容見学、展示ギャラリートーク:縄田ほか
縄田浩志(秋田大学)「モロッコの自然環境、農業、物質文化:ナイル河岸、アラビア半島との比較の視点から」
コメント:齋藤剛(神戸大学)
質疑応答
オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)
13:30~19:00(国立民族学博物館 第4演習室)
酒井朋子(神戸大学)「紛争後北アイルランドにおける笑いと倫理実践」(仮)
質疑応答
神原ゆうこ(北九州市立大学)「スロヴァキアの民族混住地における対立の外在化と共生の語り――多様化するハンガリー系マイノリティが語る不満と語らない不満」(仮)
質疑応答
全体討論
カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
13:30~19:00(国立民族学博物館 大演習室)
北村光二(岡山大学)「相互行為システムのコミュニケーションの再生産を支える『社会』の自己生成:トゥルカナのコミュニケーションを事例として」
菅原和孝(京都大学)「カラハリ狩猟採集民グイ/ガナの安寧(well-being)と受苦(suffering )」
丸山淳子(津田塾大学)「サン社会における『分かち合うこと』と『疲れること』:台頭する『シェアリング経済』を参照に」
討論
7月19日(金)
博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
13:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
全員:各館における生物生息調査に関する調査・分析手法の検証ならびにディスカッション
7月13日(土)
グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究(松尾瑞穂)
13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
松尾瑞穂(国立民族学博物館)「サブスタンスの人類学に向けて―序論検討」
全員「成果論集に向けた論文概要報告」
全員 総合討論
今後の予定について
ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)
13:00~18:30(国立民族学博物館 第2演習室)
佐久間寛(明治大学)「『テントを切り裂けばバターがある。放っておく?』:現代ニジェールにおける恋愛、移動、自由」
宮本万里(慶應義塾大学)「コンニェル(寺守り)の世界とその変容:ブータンの仏教僧院による村寺の包摂と破壊」(仮)
参加者全員「今後の研究会展望」
7月7日(日)
伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
10:00~17:00(石川県政記念しいのき迎賓館[石川県金沢市])
松村恵里(金沢大学)「金沢における伝統工芸品としての加賀友禅の技術継承をめぐって」(仮)
田村うらら(金沢大学)「モノ語り Part IV」
総合討論
7月6日(土)
音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
13:30~18:30(国立民族学博物館 大演習室)
井上淳生(北海道地域農業研究所)「音楽と格闘する踊り手――社交ダンスを素材に動きと音楽の関係を描く(仮)」
全員・成果の取りまとめにむけて
7月5日(金)
共同研究プレゼンテーション(令和元年度 新規応募分)(非公開)
時間未定(国立民族学博物館 第4セミナー室)
7月4日(木)
共同研究成果報告会(平成30年度 終了課題)(非公開)
13:30~17:20(国立民族学博物館 第4セミナー室)

2019年6月

6月29日(土)
オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)
13:30~19:00(国立民族学博物館 第4演習室)
深田 淳太郎(三重大学)「遺骨収容活動における模倣的振る舞いと死者との接続」(仮)
質疑応答
丹羽典生(国立民族学博物館)「紛争後におけるフィジー少数民族の歴史実践の比較分析」(仮)
質疑応答
全体討論
モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
13:30~18:30(国立民族学博物館 第1演習室)
中川千草(龍谷大学)「呪いと祈りのバリエーション--ギニア共和国・沿岸地域における『災因論』を例に」
全員報告・討論「呪術的な力とモノ」
全員「今後の研究会のすすめ方について」
6月16日(日)
捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
13:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室)
若松文貴(京都大学)「調査捕鯨について」(仮題)
石川創(下関海洋科学アカデミー)「コメント」
全員「全体討論」
6月9日(日)
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
9:00~13:00(国立民族学博物館 第2演習室)
川島秀一(東北大学)「『寄りもの』と災害伝承」
王鑫(北京大学)「中国の天狗伝承」
心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
10:00~13:00(国立民族学博物館 大演習室)
森口岳(東京農業大学)「家族の政治学――ウガンダのスラムの一家族を事例に、ケアと葛藤をめぐって(仮)」
内藤直樹(徳島大学)「『管理の場』における心配と係わり合い――メガキャンプにおける難民とホストによる市場の形成」
総合討論
拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)
10:00~15:30(国立民族学博物館 第7セミナー室)
田中みゆき「全盲者による映像の可能性/不可能性について」
奥脇嵩大(青森県立美術館)「百姓の眼」
藤田瑞穂(京都市立芸術大学)「変わりゆく街における芸術とアクティビズム」
全体討論
6月8日(土)
グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
13:00~17:00(国立民族学博物館 第2演習室)
郭莉萍(北京大学)「中国におけるナラティブ・メディスン研究」
関谷雄一(東京大学)「震災復興の公共人類学――災害と向き合う協働研究」
文化人類学を自然化する(中川敏)
13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
菅原和孝(京都大学)「自然誌的態度にとって種とは何か?――分類・本質主義批判・身体化――」
全体討論
内堀基光(一橋大学)「カミソリと鉈、斧のあいだ:文化の細部の説明をどれだけ自然化するか、自然化できるのか」
全体討論
心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
14:30~16:00(国立民族学博物館 大演習室)
桑島薫(名城大学)「『ヴィータ――遺棄された者たちの生』合評会」

2019年5月

5月26日(日)
伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
10:00~16:30(国立民族学博物館 第6セミナー室)
落合雪野(龍谷大学)「手織り布をめぐるアグリツーリズムの展開――ラオス北部のタイ系コミュニティーから」
日下部啓子(首都大学東京)「語られる織布:トラジャの慣習復興におけるアイデンティティの在り処としての機織りをめぐって」
総合討論
5月25日(土)
伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
13:00~18:00(国立民族学博物館 第6セミナー室)
佐藤若菜(新潟国際情報大学)「収集・分析・撮影・展示される民族衣装:日本が中国少数民族文化に与えた影響に着目して」
今堀恵美(東海大学)「ウズベキスタンのシルクロード観光と刺繍用絹糸(仮)」
中谷文美(岡山大学)「モノ語り Part III: バリの紋織」
モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
13:30~18:30(国立民族学博物館 第1演習室)
丹羽朋子(国際ファッション専門職大学)「紙にうつされた不可視/不在のかたち――中国剪紙の事例から」
山越英嗣(早稲田大学)「聖像がつむぐ抗議運動の記憶――オアハカのストリートアートとアクチュアリティの共鳴」
全体討論
5月12日(日)
現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
10:00~12:00(国立民族学博物館 大演習室)
日本文化人類学会第53回研究大会分科会のためのプレ発表
山田千香子(聖徳大学)「住み慣れた地域を終の棲家とするために――長崎県の島の取り組みを事例として」
音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
13:30~18:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
福岡正太(国立民族学博物館)「ミュージッキングとしての映像記録作成――フォーラム型情報ミュージアム『徳之島の唄と踊り』(仮)」
竹村嘉晃(シンガポール国立大学/国立民族学博物館)「インド芸能から考える舞踊民族誌の視角(仮)」
全員・成果の取りまとめにむけて
5月11日(土)
現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
日本文化人類学会第53回研究大会分科会のためのプレ発表
浮ヶ谷幸代(相模女子大学、趣旨説明)「コミュニティ(地域)による看取りの力」
相澤 出(岩手保健医療大学)「地元に投じる一石としての『安心ノート』――二ツ井ふくし会による在宅での看取り事例集は地元になにをもたらすか?――」
浮ヶ谷幸代(相模女子大学)「『小さな移住』と『大きな移住』――日本版CCRCとUR団地小規模多機能ホームとの比較から――」
山田慎也(国立歴史民俗学博物館)「看取りから葬送へのコミュニティは形成されるか?――無縁化への予防と自己決定をめぐる実践を通して――」
松繁卓哉(国立保健医療科学院)「地域包括ケアシステム(保健・医療・福祉)への『住民参加』――システムにおける互助の問題――」
渥美一弥(自治医科大学)「サーニッチが居留地で看取ること――地域の看取りとしてのカナダ先住民保留地――」

2019年4月

4月21日(日)
人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
10:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
中生勝美(桜美林大学)事務連絡
各自の研究進捗状況1
各自の研究進捗状況2
中生勝美(桜美林大学)「松島泰勝『琉球 奪われた骨:遺骨に刻まれた植民地主義』の書評」
泉水英計(神奈川大学)「琉球列島米民政府の宣伝番組――社会保障および医療を中心に」
現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
10:00~12:00(国立民族学博物館 第3演習室)
浮ヶ谷幸代(相模女子大学)「ルームシェアで最期を迎える――神奈川県藤沢市UR住宅における小規模多機能ホーム〈ぐるんとびー〉の取り組みから」
4月20日(土)
現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
14:00~18:00(国立民族学博物館 第3演習室)
加賀谷真梨(新潟大学)「分化する「看取り」――沖縄離島の小規模多機能型介護施設の実践から考える」
福井栄二郎(島根大学)「ヴァヌアツ・アネイチュム社会における高齢者の生・病・死、その変化について」
 

2018年度の開催スケジュール