研究会開催等スケジュール(2018年度) | 国立民族学博物館
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国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
研究会開催等スケジュール(2018年度)
2019年3月
3月3日(日)
- 「障害」概念の再検討――触文化論に基づく「合理的配慮」の提案に向けて(広瀬浩二郎)
- 10:00~17:00(国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館)
- 石川梨絵(キッズプラザ大阪)「事例紹介1--キッズプラザ大阪の触察展示とワークショップ」
- 長嶺泉子(わらべ館)「事例紹介2--わらべ館の触察玩具の活用」
- 岡本裕子(岡山県立美術館)「事例紹介3--岡山県立美術館の触察キットとワークショップ」
- 藤村俊(美濃加茂市民ミュージアム)「事例紹介4--美濃加茂市民ミュージアムの体感展示の新展開」
- 大髙幸(放送大学)「ワークショップを創る--ファシリテーターの役割再考」
- 黒澤浩(南山大学)「事例紹介5--南山大学人類学博物館の新たな展示構想」
- 原礼子(国際基督教大学)「私とICU--『ひとが優しい博物館』を求めて」
- 広瀬浩二郎(国立民族学博物館)「総合討論--共同研究の成果発表に向けて」
3月2日(土)
- 「障害」概念の再検討――触文化論に基づく「合理的配慮」の提案に向けて(広瀬浩二郎)
- 13:00~17:30(江戸東京博物館)
- 宮本ルリ子(滋賀県立陶芸の森)「信楽ワークショップを振り返って1――制作者の立場から」
- 山本清龍(東京大学)「信楽ワークショップを振り返って2――触触察動作の分析」
- 半田こづえ(明治学院大学)「信楽ワークショップを振り返って3――触参加者の会話分析」
- 松井かおる(江戸東京博物館)「江戸東京博物館の展示見学、触察展示の検証」
2019年2月
2月28日(木)
- グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究(松尾瑞穂)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 山崎浩平(京都大学)「インドのヒジュラ・コミュニティにおける身体サブスタンス」
- 松嶋健(広島大学)「実体変化とサブスタンス」(仮)
- 成果刊行に向けての打ち合わせ
2月24日(日)
- 現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
- 10:00~12:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 渡邊欣雄(東京都立大学)「あの世のために生きる――漢族の死生観と死の条件」
2月23日(土)
- 物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
- 10:00~15:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 藤本悠子(片倉もとこ記念沙漠文化財団)・郡司みさお(早稲田大学)・渡邊三津子(奈良女子大学)・遠藤仁(秋田大学)「半世紀前に写しこまれた被写体の氏名・親族関係の同定をめぐる諸課題:ワーディ・ファーティマ古写真の利用許諾をめぐって」
- 討論「沙漠社会における古写真の活用」
- 音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第7セミナー室)
- 野澤豊一(富山大学)「趣旨説明」
- 岡崎彰(東京外国語大学)「ダンスと夢――能動でも受動でもなく、文化でも自然でもなく、そして精神でも肉体でもなく(仮)」
- 武田優子(沖縄国際大学)「ミロンガにおけるタンゴ実践とその背景(仮)」
- 輪島裕介(大阪大学)「ダンスと振り付けの間:70年代以降の日本の大衆音楽史から考える(仮)」
- 全員・総合討論
- 文化人類学を自然化する(中川敏)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 唐沢かおり(東京大学)「I was born to be science ―― With every single beat of my heart」
- 菅原和孝「科学としての社会心理学、科学としての人類学」
- 戸田山和久(名古屋大学)「君の行く道は果てしなく遠い。だのになぜ歯をくいしばり、君は自然化するのか。そんなにしてまで。」
- 内堀基光「哲学を自然化する、人類学を自然化する」
- 全員 綜合ディスカッション
- モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
- 13:30~18:30(国立民族学博物館 第3演習室)
- ◇テーマ「新大陸に渡った“レタブロ”の軌跡」
- 八木百合子(国立民族学博物館)「アンデスの箱形祭壇――モノのポータビリティと信仰」
- 高木崇雄(日本民藝協会)「メキシコの奉納画、その役割――信仰・革命・美術」
- 全体討論
- 現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 鈴木勝己(早稲田大学)「タイ・エイズホスピス寺院における『死にゆく力』の考察」
- 渥美一弥(自治医科大学)「カナダ先住民サーニッチにとっての死と儀礼について」
- 会計学と人類学の融合(出口正之)
- 14:00~18:40(国立民族学博物館 第4演習室)
- 本日の研究会の狙い
- 工藤栄一郎(西南学院大学)「文化人類学への対話可能な学問としての会計史研究」
- 三代川正秀(拓殖大学)「そろばんという道具と和式簿記」
- 山田辰己(中央大学)「IFRSの財務報告における基本スタンス―IFRSはBS重視か―」
- 議論
- 出口正之(国立民族学博物館)研究成果出版計画案
- 議論
2月22日(金)
- 物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
- 13:00~16:10(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 西尾哲夫 開催趣旨説明
- 坂田隆(石巻専修大学)「ヒトの暑熱対応の性差:衣への理学的アプローチ」
- 西本真一(日本工業大学)「マシュラベーヤの役割:住への工学的アプローチ」
- 石山俊(国立民族学博物館)「オアシス農耕の現在:食への農学的アプローチ」
- 縄田浩志(秋田大学)「コーヒー文化の起源・伝播・拡散:適応への人文学的アプローチ」
- 辛嶋博善(国立民族学博物館)コメント
- 松尾瑞穂(国立民族学博物館)コメント
- 窪田順平(人間文化研究機構)コメント
- 総合討論「沙漠への適応と生活世界の形成」
- オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)
- 13:30~19:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 風間計博(京都大学)「世代を超えた歴史記憶の継承と感情――フィジーにおけるバナバ人の歌劇と怒り」(仮)
- 質疑応答
- 山口裕子(北九州市立大学)「生きている過去と身体:1960年代以降のインドネシア地方社会における集団的暴力へのアプローチ」(仮)
- 質疑応答
- 全体討論
2月18日(月)
- 伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
- 10:00~17:30(国立民族学博物館 第6セミナー室)
- 上羽陽子(国立民族学物博物館)「染色技術の戦略的選択――インド西部グジャラート州の女神儀礼用染色布から」
- 杉本星子(京都文教大学)「御召から紬へのキモノの流行の変化と西陣の黄昏」
- 布工芸品を見る・語る(2):落合雪野(龍谷大学)
- 総合討論
- 人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
- 10:00~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 中生勝美(桜美林大学)事務連絡
- 池田光穂(大阪大学)「ナチス医学関係者の戦争犯罪と戦後の科学研究の継続性について」
- 山田仁史(東北大学)「ドイツ語圏民族学史における国家社会主義:研究動向のレビュー」
- 加賀谷真梨(新潟大学)「フェミニズム民俗学への布石―瀬川清子論を読む」
- 総合討論
2月17日(日)
- もうひとつのドメスティケーション――家畜化と栽培化に関する人類学的研究(卯田宗平)
- 10:00~12:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 卯田宗平(国立民族学博物館)「これまでの研究結果と今後の流れについて」
- 個−世界論――中東から広がる移動と遭遇のダイナミズム(齋藤剛)
- 10:00~14:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 西尾哲夫(国立民族学博物館)、岡本尚子(国立民族学博物館)「アラブ音楽研究における〈民衆〉概念―Guillaum André Villoteau(1759~1839)とSimon Jargy(1919~2001)」
- 水野信男(兵庫教育大学)「コメント」
- 伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第6セミナー室)
- 中谷文美(岡山大学)「文化をリストにするということ――インドネシア伝統染織をめぐる境界のポリティクスと遺産化」
- 田村うらら(金沢大学)「伝統を継ぎ接ぎする――トルコのファッショナブル絨毯の流行について」
- 布工芸品を見る・語る(1):窪田幸子(神戸大学)
2月16日(土)
- 個−世界論――中東から広がる移動と遭遇のダイナミズム(齋藤剛)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 鳥山純子(立命館大学)「『シャクセイヤ』をパフォーマティブに捉えるために」
- もうひとつのドメスティケーション――家畜化と栽培化に関する人類学的研究(卯田宗平)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 広田勲(岐阜大学)「ラオスの農耕地生態系におけるタケとその利用」
- 井村博宣(日本大学)「アユ養殖における『天然』と『半天然』」
- 篠原徹(滋賀県立琵琶湖博物館)「ドメスティケーションの背景としての民俗自然誌的技術:生業技術の文明論」
2月11日(月)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 成果刊行の打ち合わせ
2月10日(日)
- 現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
- 10:00~12:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 松繁卓哉(国立保健医療科学院)「地域包括ケアシステムにおける『住民参加』『地域資源』の課題」
- グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
- 10:00~12:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 鵜野祐介(立命館大学)「説話伝承とダイバーシティ――手話による絵本よみ語りの活動を通して―」
- 郑筱筠(中国社会科学院世界宗教研究所)「中国における仏本生物語について」
- 君野隆久(京都造形芸術大学)「日本における薩埵(サッタ)王子本生譚」
2月9日(土)
- ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 田沼幸子(首都大学東京)趣旨説明・研究者紹介
- 猪瀬浩平(明治学院大学)「<ネオリベラリズム>と<ボランティア>再考」
- 佐々木祐(神戸大学)「ネオリベ的暴力によって析出される『個体』:メキシコにおける中米移民・難民の実情から」
- 松村圭一郎(岡山大学)人類学と映像表現:「マッガビット:雨を待つ季節」(2016)をもとに
- 総合討論
- グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 西尾哲夫(国立民族学博物館)「中世から近代におけるアラブ民衆文学の中国表象――アラビアンナイト異本の比較分析から」
- 方李莉(中国艺术研究院艺术人类学研究所所长)「景徳鎮陶磁器業者における神々信仰と聖なる物語」
- 色音(中国社会科学院民族学與人類学研究所)「中日馬娘婚姻物語の比較的考察」
- 村井まや子(神奈川大学)「日本の現代美術をとおしてみる野生動物駆除の現状と民話的動物表象の変容」
- 杜谆(天津工业大学马克思主义学院)「作为人文资源的伏羲神话」
- 現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 西真如(京都大学)「身体の痛みに寄りそう――大阪市西成区の単身高齢者を看取る訪問看護師」
- 田中大介(東京大学)「遍在する死と遺体:東日本大震災における葬儀業の支援活動とデス・ワーク」
2月8日(金)
- 博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
- 13:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- <テーマ:災害対策>
- 日高真吾(国立民族学博物館)「国立民族学博物館における2018年6月の地震による被害と復旧の概要」
- 園田直子(国立民族学博物館)「国立民族学博物館における地震による収蔵庫の被害状況調査」
- 全員:ディスカッション
- <テーマ:生物被害対策>
- 河村友佳子(国立民族学博物館)「高温処理実験の進捗状況」
- 橋本沙知(国立民族学博物館)「低酸素濃度環境での資料保存実験の進捗状況」
- 和高智美(合同会社文化創造巧芸)「生物生息調査の分析事例」
- 全員:ディスカッション
- <テーマ:収蔵庫再編成>
- 末森薫(国立民族学博物館)「オランダにおける収蔵庫再編成の動向」
- 全員:来年度の活動に関するディスカッション
2月7日(木)
- 確率的事象と不確実性の人類学――「リスク社会」化に抗する世界像の描出(市野澤潤平)
- 11:00~17:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 市野澤潤平(宮城学院女子大学)「研究会成果出版に向けて」
- 碇陽子(明治大学)「研究会成果出版に向けて」
- 全員討論
2月3日(日)
- 心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
- 9:30~16:00(国立民族学博物館 第3演習室)
- 中村沙絵(京都大学)「スリランカにおける原因不明の腎臓病(CKDue)をめぐるヘルス・アクティヴィズム――調査に向けたラフ・スケッチ」
- 池見真由(札幌国際大学)「サニテーション・バリュー・チェーンの人類学的考察」
- 浜田明範(関西大学)「化学的環境と化学化する認識の民族誌的探求にむけて」
- 総合討論
- もうひとつのドメスティケーション――家畜化と栽培化に関する人類学的研究(卯田宗平)
- 10:00~12:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 齋藤暖生(東京大学)「キノコのドメスティケーションの手法と経路(仮題)」
2月2日(土)
- 統治のフロンティア空間をめぐる人類学――国家・資本・住民の関係を考察する(佐川徹)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 佐川徹(慶應義塾大学)「趣旨説明」
- 全員「自己紹介」
- 久保忠行(大妻女子大学)「東南・南アジアにおけるフロンティアをめぐる先行研究」
- 佐川徹(慶應義塾大学)「サハラ以南アフリカにおけるフロンティアをめぐる先行研究」
- 後藤健志(東京外国語大学)「中南米におけるフロンティアをめぐる先行研究」
- 岡野英之(立命館大学)「先行研究レヴューから得られる知見」
- もうひとつのドメスティケーション――家畜化と栽培化に関する人類学的研究(卯田宗平)
- 14:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 卯田宗平(国立民族学博物館)「これまでの研究会の成果と今後の課題(7)」
- 梅崎昌裕(東京大学)「人間と細菌の関係をリバランス論から検討する」
- 野林厚志(国立民族学博物館)「ブタ飼育における野生性の保持:イベリコ豚の給餌と飼育形態を事例として」
2月1日(金)
- 拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 矢野原佑史(京都大学)「音楽主体の映像編集による文化表象」
- 西尾美也(奈良県立大学)、西野正将(美術家/映像ディレクター)「映像編集と表現の「拡張」――言語/非言語による二次的な語りの可能性」
- 総合討論
2019年1月
1月27日(日)
- カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
- 9:00~12:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 飯嶋秀治(九州大学)「施設間移行と生存経路(仮題)」
- 全員・今年度の総括
1月26日(土)
- 人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
- 10:00~18:00(国立民族学博物館 大会議室)
- 国立国語研究所図書館で九学連合会の資料閲覧
- 中生勝美(桜美林大学)「アメリカ・ミシガン大学の日本研究と原子力平和利用の関連」
- 朝日祥之(国立国語研究所)「アメリカWar Departmentの作成した語学教材」
- 谷口陽子(専修大学)「ミシガン大学岡山分室の写真情報」
- 泉水英計(神奈川大学)「戦時中の民政ハンドブック」
- 加藤哲郎(一橋大学)総合コメント
- モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
- 13:30~18:30(国立民族学博物館 第3演習室)
- ◇テーマ「仏教の実践におけるモノ」
- 長嶺亮子(沖縄県立芸術大学)「信仰実践のための音楽としての電子念仏機――中国仏教における音とモノの事例から」
- 小西賢吾(金沢星稜大学)「つながりを作るモノ――チベットの宗教実践の事例から」
- 全体討論
- 捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
- 13:30~19:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 鬼頭秀一(星槎大学)「捕鯨と環境倫理」
コメンテーター 伊勢田哲治(京都大学)全体討論 参加者全員
- 全体討論「本年の共同研究のまとめ」 参加者全員
- カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
- 13:30~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 森明子(国立民族学博物館)「ケアが生まれる場をとらえる」
- 沢山美果子(岡山大学)「日本近世の『公共空間』と『共生』――近世史研究の議論から(仮題)」
- 全員・総合討論
1月20日(日)
- 放射線影響をめぐる「当事者性」に関する学際的研究(中原聖乃)
- 9:00~17:00(国立民族学博物館 第3演習室)
- 根本雅也(立命館大学)「ホウシャノウが現れるとき――原爆被爆者を事例として」
- 楊小平(東亜大学)「被爆体験の「継承者」の当事者性に関する公共圏と親密性」
- 新井卓(芸術家)「獲得される〈当事者性〉――東松照明の長崎と、〈当事者〉と〈非当事者〉を取り持つ第三者たち」
- メンバーの草稿についてのコメント
1月19日(土)
- 放射線影響をめぐる「当事者性」に関する学際的研究(中原聖乃)
- 11:00~18:30(国立民族学博物館 第3演習室)
- 吉村健司(東京大学)「水爆実験後の琉球水産史と現地紙報道」
- 桑原牧子(金城学院大学)「仏領ポリネシア核実験の元前進基地ハオにみる当事者性」
- 小杉世(大阪大学)「想像力と身体芸術による当事者性への近接――キリバスでの英米核実験の表象をめぐって」
- 最終成果報告についての討論
1月15日(火)
- 宇宙開発に関する文化人類学からの接近(岡田浩樹)
- 9:00~12:00(国立天文台 三鷹キャンパス)
- 国立天文台の施設視察
1月14日(月・祝)
- 医療者向け医療人類学教育の検討――保健医療福祉専門職との協働(飯田淳子)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 浜田明範(関西大学)「医学教育とともにある人類学に向けて」
- 伊藤泰信(北陸先端科学技術大学院大学(JAIST))「人類学の外部から考える人類学の可変性と可能性」
- 参加者全員「総合討論(3年半のふり返りと今後の課題について)」
- 宇宙開発に関する文化人類学からの接近(岡田浩樹)
- 14:00~19:00(国立天文台 三鷹キャンパス)
- 岡田浩樹(神戸大学大学院)「宇宙人類学の射程」
- 日下部展彦(自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター)「アストロバイオロジーについて」
- 成果出版の打ち合わせ
1月13日(日)
- 考古学の民族誌――考古学的知識の多様な形成・利用・変成過程の研究(ジョン・アートル)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 共同研究成果公開出版の構想発表と討議2
- 共同研究成果公開出版の構想発表と討議3
1月12日(土)
- 考古学の民族誌――考古学的知識の多様な形成・利用・変成過程の研究(ジョン・アートル)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 共同研究成果公開出版の構想発表と討議1
- 音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第7セミナー室)
- 野澤豊一(富山大学)趣旨説明
- 寺田吉孝(国立民族学博物館)「太鼓と周縁化されたコミュニティ(仮)」
- 毛利嘉孝(東京藝術大学)「サイケデリック・マルクス主義からアシッド・コービニズム/コミュニズムへ(仮)」
- 小田マサノリ(東京外国語大学)「人類学から遠くはなれて~『音楽と政治』のフィールドから(2003年~2016年)――ケニア、東京、北海道、沖縄、ニューヨーク、首相官邸、そして、YouTube(仮)」
- 全員・総合討論
1月11日(金)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 12:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 共同研究成果発信に向けての検討
2018年12月
12月27日(木)
- 人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
- 10:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 中生勝美(桜美林大学)研究会経過報告
- 佐藤若菜(新潟国際情報大学)「中国民族学界における鳥居龍蔵の調査・研究への評価」
- 飯田卓(国立民族学博物館)「学会から協会へ――日本民族学会設立後の10年、あるいは時局便乗とフィランソロピー」
- 田中雅一(京都大学)「天気図に想像された共同体」
12月22日(土)
- 音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第7セミナー室)
- 野澤豊一(富山大学)趣旨説明
- 井手口彰典(立教大学)「ミュージッキングはゴーストライトの(悪)夢を見るか?――佐村河内事件が示唆するもの(仮)」
- 宮入恭平(立教大学)「学校教育に組み込まれたパフォーマンス――部活動から醸成される発表会的心性(仮)」
- 全員・総合討論
- 応援の人類学――政治・スポーツ・ファン文化からみた利他性の比較民族誌(丹羽典生)
- 13:30~18:45(国立民族学博物館 第4演習室)
- 戸田直夫(大阪大学)「大学応援団における吹奏楽――関西学院大学の事例を中心に(仮)」
- 質疑応答
- 小河久志(金沢星稜大学)「ある戦後新設高校応援団の興亡史――旧制中学系高校との関係に注目して(仮)」
- 質疑応答
- 全体討論
12月15日(土)
- カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
- 13:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 三上修(北海道教育大学)「カネとチカラが生み出した都市を利用する生物:スズメから見た都市空間」
- モハーチ・ゲルゲイ(大阪大学)「地球と身体のループが生み出す公共性:『代謝』をめぐって」
- 全員・総合討論
12月10日(月)
- 驚異と怪異――想像界の比較研究(山中由里子)
- 13:30~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 山中由里子(国立民族学博物館)「課題の整理・展示内容の提案」
- 辻邦浩(ナレッジキャピタル)「怪異の音を展示する」
- 若林広幸(若林広幸建築研究所)「驚異・怪異を展示する」
- 村上加奈(若林広幸建築研究所)「驚異・怪異とメディア展開」
- 総合討論
12月9日(日)
- 確率的事象と不確実性の人類学――「リスク社会」化に抗する世界像の描出(市野澤潤平)
- 10:00~14:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 全員「不確実性概念にかかわる理論的検討と成果出版に向けての企画検討」
- 伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
- 10:30~17:30(国立民族学博物館 第3演習室)
- 金谷美和(国立民族学博物館)「織りの伝統を継承する――日本における自然布の保全活動」
- 松井健(東京大学)「変転/変容する商品としての布」
- 宮脇千絵(南山大学)「民族衣装の〈あたらしいスタイル〉――中国雲南省モン族のファッションとアイデンティティ」
12月8日(土)
- 確率的事象と不確実性の人類学――「リスク社会」化に抗する世界像の描出(市野澤潤平)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 阿由葉大生(東京大学大学院)「インドネシアの社会保険設計における数値と客観性(仮)」
- 市野澤潤平(宮城学院女子大学)「確実性の成り立ちについての一考察(仮)」
- 伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
- 13:30~18:00(国立民族学博物館 第3演習室)
- 窪田幸子(神戸大学)「〈クラフト〉から〈アート〉へ?――オーストラリア、アーネムランドにおける女性のテキスタイル制作の軌跡」
- 青木恵理子(龍谷大学)「距離の消費――現代東インドネシアのローカルな染織から19世紀パリのショッピング・アーケードまで」
- 全体討論
12月7日(金)
- 博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
- 10:00~12:00(東京都写真美術館)
- 写真資料の収蔵・保管方法の実態調査(収蔵庫見学)
- ディスカッション
12月6日(木)
- 博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
- 13:00~16:00(国立映画アーカイブ相模原分館)
- 映像資料の収蔵・保管方法の実態調査(収蔵庫見学)
- ディスカッション
12月2日(日)
- 心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
- 10:00~13:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 出席者全員「研究紹介――最近の研究関心とこの共同研究への期待」
- 捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
- 10:30~17:15(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 岸上伸啓(国立民族学博物館)「世界の捕鯨の歴史と現状」
- 臼田乃里子「アフター・ザ・コーブ :―逸脱する捕鯨推進と文化人類学の功罪:『ザ・コーブ』の後から見えてきたいくつかの事柄について―」
- (捕鯨関連民族誌映画放映あり)
- 石川創(下関科学アカデミー)「日本の小型沿岸捕鯨」
- 倉澤七生(イルカ&クジラ・アクション・ネットワーク)「クジラと鯨の溝をめぐって」
- 浜口尚(園田女子学園大学短期大学部)「世界の先住民生存捕鯨―現況と課題―」
- 李善愛(宮崎公立大学)「韓国の反捕鯨運動」
- 石井敦(東北大学)「クジラをめぐる国際政治」
- 総合討論(質疑応答)、佐久間淳子(ジャーナリスト)「コメント」
- グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究(松尾瑞穂)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 二階堂祐子(国立民族学博物館)「象徴的媒体としての遺伝情報――遺伝性疾患のある当事者のサブスタンスに関する語りから」
- 島薗洋介(大阪大学)「臓器移植と想像のつながり、共同体」(仮)
- 全体討論
12月1日(土)
- 捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
- 10:30~17:20(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 赤嶺淳(一橋大学)「ノルウェーにおける鯨肉サプライチェーン」
- 浜口尚(園田女子学園大学短期大学部)「再興するナガスクジラ捕鯨、衰退するミンククジラ捕鯨―アイスランドにおける商業捕鯨の現況と課題―」
- 高橋美野梨(北海道大学)「標準化をめぐる捕鯨政治:EUを事例にして」
- 河島基弘(群馬大学)「NGOの反捕鯨運動」
- Egil Ole Øen(ノルウェー・野生生物管理サービス)「捕鯨を実行する上での動物福祉」
- Jes Lynning Harfeld(デンマーク・オールボー大学)「捕鯨の倫理的ディレンマー現在の主張と位置」
- 伊勢田哲治(京都大学)「コメント」、総合討論
- 心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)
- 13:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 西真如(京都大学)「心配、価値、ケアの生態系――この共同研究で何を目指すのか」
- 有井晴香(京都大学)「エチオピア西南部マーレにおける子どもの生存をめぐるケアと秩序」
- 総合討論
2018年11月
11月30日(金)
- 捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
- 10:30~17:20(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 岸上伸啓(国立民族学博物館)「総論―世界の捕鯨の歴史と現状」
- 生田博子(九州大学)「アラスカ北極圏での生存漁労・狩猟経済における北極鯨漁の役割と重要性」
- Eduard Zdor(米国・アラスカ大学フェアバンクス校)「21世紀初頭のチュコト半島の先住民捕鯨」
- 本多俊和(放送大学)「グリーンランドの捕鯨」
- 吉村健司(東京大学)「岩手県のイルカ漁」
- Russell Fielding(米国南部大学)「フェロー諸島における現在の捕鯨、その歴史と挑戦」
- コメントと総合討論
- 拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 藤田瑞穂(京都市立芸術大学)「共同研究の趣旨説明と検討課題について」
- 全体討論
11月25日(日)
- 個−世界論――中東から広がる移動と遭遇のダイナミズム(齋藤剛)
- 10:00~14:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 嶺崎寛子(愛知教育大学)「未来/未知に自らを擲つということ――アフマディーヤ・ムスリム在日二世の結婚の事例から」
11月24日(土)
- 個−世界論――中東から広がる移動と遭遇のダイナミズム(齋藤剛)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 宇野昌樹(広島市立大学)「研究課題と研究会への関わり方 Ⅱ」
11月18日(日)
- 放射線影響をめぐる「当事者性」に関する学際的研究(中原聖乃)
- 9:00~12:30(国立民族学博物館 第3演習室)
- 市田真理(第五福竜丸展示館)「『ビキニ事件』の当事者は誰か」
- 聞間元(生協きたはま診療所)「ビキニ事件で忘れられている被災者たち」
- 全員研究会のまとめ
- 音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究(野澤豊一)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 特別研究室[4046号室])
- 野澤豊一(富山大学)趣旨説明
- 西島千尋(日本福祉大学)「ミュージック・ケアで癒されているのは誰か(仮)」
- 浮ヶ谷幸代(相模女子大学)「生を刻む みる・きく・たたく・かわす――北海道浦河ひがし町診療所の『音楽の時間』から(仮)」
- 細馬宏通(滋賀県立大学)「音の相互行為を捉えなおす――神戸『音遊びの会』の演奏を手掛かりに(仮)」
- 全員・総合討論
11月17日(土)
- 放射線影響をめぐる「当事者性」に関する学際的研究(中原聖乃)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 第3演習室)
- 島明美(ふくみみラボ)「福島原発事故 低線量放射能汚染被害者が放射能汚染被害者ではなくなったフォローアップ事業」
- 全員 最終成果出版の枠組みについての討論
- もうひとつのドメスティケーション――家畜化と栽培化に関する人類学的研究(卯田宗平)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 卯田宗平(国立民族学博物館)「これまでのドメスティケーション研究会の成果と今後の課題(6)」
- 藤村美穂(佐賀大学)「日本のイヌからドメスティケーションを考える――猟犬からペットまで」
コメンテーター:中島淳(福岡県保健環境研究所)
- 張平平(北九州市立大学)「チベット族の牛糞利用――燃料から伝統文化へ」
11月11日(日)
- グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
- 10:00~13:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 西尾哲夫(国立民族学博物館)「アラビアンナイトからシャイロック、そして異人学にむけて――女嫌い・反セム主義・イスラモフォビア」(仮)
11月10日(土)
- 「障害」概念の再検討――触文化論に基づく「合理的配慮」の提案に向けて(広瀬浩二郎)
- 11:00~18:00(国立民族学博物館 第7セミナー室)
- 宇野晶(滋賀県立陶芸の森)「陶芸に触れる――つちっこプログラムの実践を通して」
- 松井かおる(東京都江戸東京博物館)「江戸東京博物館におけるユニバーサル・ミュージアムの取り組み――課題と展望」
- 安曽潤子(東京都市大学)「インクルーシブ・ミュージアムとは何か――ヨーロッパの最新事例から」
- 広瀬浩二郎(国立民族学博物館)「『ユニバーサル・ミュージアム』を展示する――『ポスト・オリパラ』を目指す文化戦略」
- グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 山泰幸(関西学院大学)「共同研究会の趣旨説明」
- 参加者全員「各自の研究紹介と今後の予定について」
11月5日(月)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- ニンマ派学僧との護符の共同研究
11月4日(日)
- 確率的事象と不確実性の人類学――「リスク社会」化に抗する世界像の描出(市野澤潤平)
- 9:30~14:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 全員「不確実性概念にかかわる理論的検討と2019年度日本文化人類学会研究大会での分科会開催に向けての企画検討(仮)」
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- ニンマ派学僧との護符の共同研究
- 驚異と怪異――想像界の比較研究(山中由里子)
- 10:30~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 大沼由布(同志社大学)「西洋中世の百科事典と自然の分類」(仮)
- 特別展見学
- 秋道智彌(山梨県立富士山世界遺産センター)「自然と超自然の境界論」
- 山田仁史(東北大学大学院)「驚異・怪異の人類史的基礎」(仮)
- 全体討論
11月3日(土)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- ニンマ派学僧との護符の共同研究
- 確率的事象と不確実性の人類学――「リスク社会」化に抗する世界像の描出(市野澤潤平)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 師田史子(京都大学大学院)「賭博をめぐる偶然世界の捉え方――フィリピンにおける賭博者の事例から(仮)」
- 吉直佳奈子(東京大学大学院)「日本の医療における不確実性にかんする一考察(仮)」
11月2日(金)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- ニンマ派学僧との護符の共同研究
11月1日(木)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- ニンマ派学僧との護符の共同研究
2018年10月
10月28日(日)
- オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)
- 13:30~19:30(国立民族学博物館 第4演習室)
- 風間計博(京都大学)「オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情の人類学」
- 質疑応答
- 研究方針の口頭説明(10分×14人)
- 全体討論
10月27日(土)
- カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 内藤直樹(徳島大学)趣旨説明
- 篠原雅武(京都大学)「人新世的状況における『人間の条件』」
- 全員・総合討論
- 文化人類学を自然化する(中川敏)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 松尾瑞穂(国立民族学博物館)「科学と歴史のもつれあい――インドのアーリア人論争」
- 全員によるディスカッション
- 山田一憲(大阪大学)「ニホンザルの寛容性にみられる地域間変異」
- 全員によるディスカッション
- モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
- 13:30~18:30(国立民族学博物館 第1演習室)
- ◇テーマ「イスラーム世界におけるモノの現在」
- 田村うらら(金沢大学)「トルコ絨毯の軌跡と信仰実践信仰実践:寄進と礼拝を中心に」
- 二ツ山達朗(平安女学院大学)「ムスリムの日常空間におけるクルアーンの物質化――チュニジアにおける室内装飾具の事例から」
- 全体討論
- もうひとつのドメスティケーション――家畜化と栽培化に関する人類学的研究(卯田宗平)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 卯田宗平(国立民族学博物館)「これまでのドメスティケーション研究会の成果と今年度の課題(5)」
- 小谷真吾(千葉大学)「イヌのドメスティケーションを、ニューギニア・シンギング・ドッグから考えてみる」
→コメンテーター:那須浩郎さん(岡山理科大学)
- 小坂康之(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)「東南アジアにおける水田植物のドメスティケーションの可能性」
- 古橋牧子(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)「現代における栽培植物の成立過程――ベトナムのドクダミ栽培とその利用に着目して」
→コメンテーター:篠原徹さん(滋賀県立琵琶湖博物館)
10月6日(土)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 護符の記述研究
- 消費からみた狩猟研究の新展開――野生獣肉の流通と食文化をめぐる応用人類学的研究(大石高典)
- 13:00~17:30(国立民族学博物館 大演習室)
- 大石高典(東京外国語大学)「趣旨説明:狩猟管理・獣肉交易(消費)の規制をめぐるガバナンス(制度・文書・官僚主義)と諸アクター」
- 野林厚志(国立民族学博物館)「異文化接触の中の狩猟活動:台湾社会を事例として」
- 戸田美佳子(上智大学)「カメルーンの森林資源マネジメントに関する現状報告:現金収入源に着目して(仮)」
- 未定「コメント」
- 総合討論
- 大石高典(東京外国語大学)・全員「これまでの議論の整理と来年度の出版計画に向けてのブレーンストーミング」
- 伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 中谷文美(岡山大学)「伝統染織品の生産と消費」をめぐる問題提起
- 各共同研究者のテーマ紹介と研究の方向性に関する全体討論
10月1日(月)
- 物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
- 10:00~15:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 坂田隆(石巻専修大学)「ヒトの暑熱対応の性差」
- 質疑応答
- 総合討論「女性と男性の空間、内と外」
2018年9月
9月30日(日)
- 物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
- 13:15~17:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 縄田浩志(秋田大学)・河田尚子・郡司みさお・藤本悠子(片倉もとこ記念沙漠文化財団)「“見られる女”より“見る女”―サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年」
- 西本真一(日本工業大学)「マシュラベーヤの役割」
- 質疑応答
- 総合討論「女性と男性の空間、内と外」
9月29日(土)
- ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 深澤晴奈(東京大学)「スペインにおける移民の社会統合と社会政策」
- 相島葉月(国立民族学博物館)「空手道に見るエジプトの社会階層とスポーツ実践」
- 総合討論
2018年8月
8月7日(火)
- 物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
- 10:00~15:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 縄田浩志(秋田大学)「ワーディ・ファーティマで撮影された半世紀前の写真からわかること」
- 竹田多麻子(横浜ユーラシア文化館)「男性の視点から蒐集した西アジア服飾品―横浜ユーラシア文化館所蔵品を通して」
- 質疑応答
- 総合討論「女性と男性の空間、内と外」
8月6日(月)
- 物質文化から見るアフロ・ユーラシア沙漠社会の移動戦略に関する比較研究(縄田浩志)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第4演習室)
- 石山俊(国立民族学博物館)「ワーディ・ファーティマのオアシス農業について」
- 渡邊三津子(片倉もとこ記念沙漠文化財団)「ワーディ・ファーティマの景観・土地利用の変化について」
- 遠藤仁(秋田大学)「ワーディ・ファーティマの物質文化:ジュムーム社会開発センター収蔵品から」
- 郡司みさお(片倉もとこ記念沙漠文化財団)「ワーディ・ファーティマにおける女性の衣装・服飾・装身具について」
- 藤本悠子(片倉もとこ記念沙漠文化財団)「ワーディ・ファーティマの女性たち:半世紀をへて」
- 質疑応答
2018年7月
7月28日(土)
- 考古学の民族誌――考古学的知識の多様な形成・利用・変成過程の研究(ジョン・アートル)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 共同研究成果公開出版の構想発表と討議
- 応援の人類学――政治・スポーツ・ファン文化からみた利他性の比較民族誌(丹羽典生)
- 14:00~18:30(国立民族学博物館 第4演習室)
- 永田貴聖(大阪国際大学)「外国人移住者と関わる人びと――T国際交流センターの活動に参加するボランティアや支援者たちへの考察」
- 質疑応答
- 全体討論
- 出版に向けた打ち合わせ
7月22日(日)
- 現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
- 10:00~12:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 山田慎也(国立歴史民俗博物館)「近親者無き人の看取りから葬送への連続的ケアの可能性」
- 文化人類学を自然化する(中川敏)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 中空萌(広島大学)「近年の人類学的知識論の展開と自然主義」
- ディスカッション
- 中川理(立教大学)「生き方の持続を可能にするもの――フランスのモン農民の事例から」
- ディスカッション
7月21日(土)
- 現代日本における「看取り文化」の再構築に関する人類学的研究(浮ヶ谷幸代)
- 14:00~18:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 林美枝子(日本医療大学)「『看取りねっと』の試みと課題」
- 浮ヶ谷幸代(相模女子大学)「Aging in Placeの意味するところ:日本版CCRCと小規模多機能ホームとの比較から」
7月16日(月)
- 「障害」概念の再検討――触文化論に基づく「合理的配慮」の提案に向けて(広瀬浩二郎)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第7セミナー室)
- 堀江典子(佛教大学)「ごみ処理施設からユニバーサル・ミュージアムを考える」
- 大石徹(芦屋大学)「大切なのは考え抜くこと――映画の副音声を作るために」
- 堀江武史(府中工房)「考古学から生まれるアート――縄文遺物と現代美術の遭遇」
- 桑田知明(京都市立芸術大学)「感覚の多様性を探る――『さわって考える』本作りとワークショップの実践から」
- 廣瀬浩二郎(国立民族学博物館)総合討論「『常識』を再考する――枠に惑わされていてはワクワクする発想は生まれない!」
7月14日(土)
- ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)
- 11:00~18:00(上野アメ横「呑める魚屋魚草」周辺、首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス)
- 田沼幸子(首都大学東京)と大橋摩州(研究協力者)の対談「日本におけるネオリベラル経済の展開とアメ横」
- 佐川徹 (慶應義塾大学)「アフリカにおける土地収奪と社会的保護」
- 伊東未来(関西学院大学)「マリ人の国外における商業活動について」
7月8日(日)
- グローバル化時代のサブスタンスの社会的布置に関する比較研究(松尾瑞穂)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 松尾瑞穂(国立民族学博物館)「共同研究会の方向性と今後について」
- 田口陽子(一橋大学)「サブスタンス=コードの翻訳と変容:インドにおける人格と再分配をめぐって」(仮)
- 白川千尋(大阪大学)「サブスタンスとリアリティ-ヴァヌアツの感染呪術をめぐって」
- 全体討論
7月6日(金)
- 共同研究プレゼンテーション(平成30年度 新規応募に対する採択審査)
- 13:15~15:45(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- プログラム [PDF : 328KB]
7月5日(木)
- 共同研究成果報告会(平成29年度 終了課題)
- 13:30~16:30(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- プログラム [PDF : 378KB]
7月1日(日)
- 消費からみた狩猟研究の新展開――野生獣肉の流通と食文化をめぐる応用人類学的研究(大石高典)
- 9:30~12:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 野林厚志(国立民族学博物館)「民博における共同研究会と成果出版の過程」
- 全員「野林厚志編『肉食行為の人類学』第4部(仮)の合評」
- 大石高典(東京外国語大学)「共同研究会の成果とりまとめに向けて」
- 驚異と怪異――想像界の比較研究(山中由里子)
- 10:30~17:30(国立民族学博物館 大演習室)
- 小宮正安(横浜国立大学)「驚異の部屋 ヴンダーカンマーの謎と蒐集品」
- 松田陽(東京大学)「不思議なモノの収蔵地としての寺社」
- 宮下遼(大阪大学)「民間信仰の商品化――トルコの邪視魔除け護符ナザル・ボンジュウ」(仮)
- 寺田鮎美(東京大学総合研究博物館 インターメディアテク)「異世界制作の方法――コレクション・展示」(仮)
- 全体討論
2018年6月
6月30日(土)
- 消費からみた狩猟研究の新展開――野生獣肉の流通と食文化をめぐる応用人類学的研究(大石高典)
- 13:00~17:30(国立民族学博物館 第1演習室)
- 全員「『農業と経済』ジビエ特集号について執筆者解題と合評」
- 高橋美野梨(北海道大学)「標準化の国際政治:EUの公衆衛生観念の域外伝播を事例に西欧的価値の国際規範化を考える」
- 小林舞(総合地球環境学研究所)「ブータンにおける肉食の罪を巡る文化と食の主権に関する考察」
- 総合討論
6月8日(金)
- 博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)
- 10:30~17:00(国立民族学博物館 大演習室)
- 木川りか(九州国立博物館)「九州国立博物館における環境保全の取り組み」
- 和田浩(東京国立博物館)「東京国立博物館における環境保全の取り組み」(仮題)
- 鳥越俊行(奈良国立博物館)「奈良国立博物館における環境保全の取り組み」(仮題)
- 髙畑誠(宮内庁正倉院事務所)「正倉院宝物の保存管理」
- ディスカッション
6月2日(土)
- チベット仏教古派及びポン教の護符に関する記述研究(長野泰彦)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 護符の記述研究
2018年5月
5月19日(土)
- モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相(八木百合子)
- 13:00~18:30(国立民族学博物館 第1演習室)
- ◇テーマ「図像(イメージ)と信仰――美術・文化史の視点から」
- 鳥谷武史(金沢大学)「異形の神が持つモノ――日本の中世社会と弁才天の図像に着目して」(仮)
- 福内千絵(関西学院大学)「イメージをめぐる現前と不在――プージャー儀礼の実践から」
- 古沢ゆりあ(滋賀県立近代美術館)「図像(イメージ)の越境と変容 近現代アジアにおける民族衣装を着た聖母像の誕生」(仮)
- 全員「総合討論」
5月13日(日)
- 捕鯨と環境倫理(岸上伸啓)
- 13:00~17:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 岸上伸啓(国立民族学博物館)「鯨類保全運動と反捕鯨運動」
- 倉澤七生(イルカ&クジラ・アクション・ネットワーク)「NGOの側からの意見『野生動物としてのクジラと向き合う』」
- 質疑応答・討論
- 佐久間淳子(立教大学)「『反捕鯨団体の代名詞』"グリーンピース"から見た捕鯨問題の姿 1988~2005の体験をもとに」
- 質疑応答・討論
- 伊勢田哲治(京都大学)「コメント」
- 総合討論
5月12日(土)
- 人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)
- 10:00~18:00(国立民族学博物館 第1演習室)
- 中生勝美(桜美林大学)研究会経過報告
- 今年度の研究、全体打合せ
- 新メンバーの研究計画報告 佐藤若菜(新潟大学)・ Damien KUNIK(国立民族学博物館)
- 及川祥平(川村学園女子大学)「偉人崇拝と民俗学」
- 角南聡一郎(元興寺文化財研究所)「寺院と戦争(金属供出など)」
- 文化人類学を自然化する(中川敏)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第2演習室)
- 中村潔(新潟大学)「力のメタファー」
- 全員 ディスカッション
- 浜本満(九州大学)「信念とはなにか」
- 全員 ディスカッション
- 会計学と人類学の融合(出口正之)
- 14:00~18:40(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 早川真悠(国立民族学博物館)「ハイパーインフレーション下のジンバブエでの人類学的発見」
- 佐々木健志(琉球大学博物館)「沖縄の人頭税と藁算」
- 議論
- 佐藤慎一(租税スペシャリスト)「税制と文化」(仮)
- 議論
2018年4月
4月8日(日)
- テクノロジー利用を伴う身体技法に関する学際的研究(平田晶子)
- 10:00~17:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 特別講師・市野澤潤平(宮城女子学院大学現代ビジネス学部)「ダイビング・コンピューターによる減圧症リスクの可視化」
- 特集の完成に向けて原稿に関するフリーディスカッション、質疑応答、研究に関連するスポットエクスカーション
4月7日(土)
- テクノロジー利用を伴う身体技法に関する学際的研究(平田晶子)
- 13:00~18:00(国立民族学博物館 第4セミナー室)
- 話題提供①日比野愛子(弘前大学)「工場生産の現場にみる身体‐機械インタラクション」
- 話題提供②吉川侑輝(慶應義塾大学大学院)「「精巧なリマインダー」を組み立てるための専門的なテクノロジー——音楽の記録、書き起こし、そして収集」
- 話題提供③平田晶子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)「ソーシャル・メディアのインターフェス状況下で保障されるもの―東北タイ芸能者と機械の相互作用」
- 総合討論