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更新日時:2016年2月2日
鈴木七美SUZUKI Nanami
トウモロコシの前菜(カナダ 秋の食事には、バターをのせたトウモロコシが出ることもある)
専門分野
宗教・儀礼、教育、歴史・文化変容
専門地域
アメリカ(北米、北欧、日本)
研究の自己アピール
生きてゆくにあたり、人が周りの人々やモノ、環境との関係をどのように捉え交流するのかというコスモロジーや世界観を探求中。宗教上の信念に基づいた生活を夢みてヨーロッパからアメリカに移住した人々に注目しています。誕生から死までのできごと、若者に特別に許されている自由な時間、「コミュニティ」の捉え方などに、人々が大切にしたいと思っていることや、他の考えをもつ人と共に生きるための術が、豊かに表現されているからです。
メッセージ
時代の変化とともに失われた習慣や使われなくなったモノ。幼子を布でくるくる巻きにする「スウァドリング」もその一つ。四肢の成長を妨げるとされ姿を消しましたが、ネズミに齧られないように、「人間らしく」するためにという願いがローマ時代から産婆術書に表現されています。スイスの博物館できれいに刺繍されたこの布と出会った時、この地の暮らしに触れたようで嬉しくなりました。皆様、モノとゆっくり語りあう時間を楽しんでください。
関連ページ
■ 展示、催し物など
- 連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル -世界の『民芸』- アメリカン・キルトの世界―キルトのある生活、キルティングする人びと」(2015.7.8)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2014年度)「キルトから広がる世界」(2015.2.6)
- みんぱくウィークエンド・サロン第370回「「エイジング・イン・プレイス」をめぐる議論と実践」(2015.2.1)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2014年度)「若者たちが楽しむ町――高齢者のしごとから考える」(2015.1.30)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2014年度)「「エイジ・フレンドリー・コミュニティ」研究とその実践――希望ある高齢期から考える」(2015.1.23)
- みんぱくウィークエンド・サロン第328回「21世紀社会のエイジ・フレンドリー・コミュニティ」(2014.1.19)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2012年度)「世界の宗教の流れ アーミシュのキルト文化」(2012.6.22)
- みんぱくウィークエンド・サロン第236回「アーミッシュ・キルトの世界」(2012.1.8)
- みんぱくウィークエンド・サロン第179回「北欧スウェーデンのウェルビーイングとケアの課題」(2010.10.24)
■ 出版物、エッセイなど
- 旅・いろいろ地球人「組織(8)プロジェクト終の棲家」[毎日新聞](2014.11.13)
- 月刊みんぱく2013年9月号「【14】地球ミュージアム紀行|歴史を織りなすキルト」(2013.9.1)
- 旅・いろいろ地球人「アメリカ大陸の物作り(7)アーミッシュキルト」[毎日新聞](2012.2.23)
- 月刊みんぱく2011年10月号「【10】研究フォーラム|ケアと育みの人類学」(2011.10.1)
- みんぱくe-news119号「World Watching from U.S.A. 『ヘルシー・エイジング』が目指すもの」(2011.5.20)
- 『高齢者のウェルビーイングとライフデザインの協働』[御茶の水書房](2010.10.30)
- 月刊みんぱく2010年9月号「【20】歳時世相篇|敬老精神」(2010.9.1)
■ 研究会・シンポジウム・学会など
- 学術潮流サロン「公共人類学×公共社会学――学問と社会のつながりを考える」(2016.2.13)
- 第5回「ケアと養生の文化」研究会「高齢者たちと共に考えるウェルビーイング――宮城県の在宅高齢者生活支援の現場から」(2016.2.12)
- みんぱく公開講演会「育児の人類学、介護の民俗学―フィールドワークによる再発見」(2015.11.13)
- 《機関研究成果公開》人間文化研究機構第23回公開講演会・シンポジウム 「高齢期のウェルビーイングと多様な住まい方」(2014.3.8)
- 平成24年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「包摂と自律の人間学――空間をめぐって」(2012.11.28~11.30)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「ヒーリング・オルタナティヴス―ケアと養生の文化」(2012.11.11)
- 人間文化研究機構・国立民族学博物館公開シンポジウム 「文化遺産の復興を支援する―東日本大震災をめぐる活動」(2012.3.17~3.18)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「包摂した社会空間の実現にむけて―課題とインクルーシブデザインの解決モデル―」(2012.3.4)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「インクルーシブデザインとは何か―ケアと育みの環境を目指して―」(2012.3.3)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「エイジング―多彩な文化を生きる」(2012.2.25~2.26)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「ケアと育みの人類学の射程」(2012.1.28)
- 《機関研究成果公開》シンポジウム「福祉と開発の人類学―ひろがる包摂空間とライフコース―」(2012.1.21)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「アジアにおける生殖補助技術と子どもの誕生・親族・ジェンダー」(2011.9.8)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「希望社会への道―スウェーデンと日本におけるウェルビーイングの思想と市民社会― 」(2010.11.7)
- 国際ワークショップ 「広がる教育空間―子どもたちのウェルビーイングから考える―」 (2010.3.7)
- 国際シンポジウム「子どもたちにとっての未来社会―北欧の思想と実践―」 (2010.3.6)