樫永真佐夫『ハノイの異邦人』
いったいぼくは海を渡ってきたのか、山から降りてきたのか?人やバイクがひしめき合い、キン語(ベトナム語)がとびかうハノイは、日本から来ようが、黒タイの村から来ようが、まったく異世界だ。黒タイの村を恋いつつ送るハノイからのレポート!
※2002年4月~2003年3月におこなった海外調査(ベトナム、タイ、ラオス)時の「便り」です
※2002年4月~2003年3月におこなった海外調査(ベトナム、タイ、ラオス)時の「便り」です
1.ハノイ到着直後、白アリ事件[2002年4月]
2.布団の買い出し[2002年4月]
3.コンセントから出火事件![2002年4月]
4.近くて遠い海[2002年5月]
5.隣人や同居人[2002年6月]
6.ベトナムの交通[2002年6月]
7.村の国際結婚[2002年6月]
8.五徳とフランス軍[2002年7月]
9.米と納豆[2002年7月]
10.埋もれゆく大河の文化址[2002年8月]
11.手工業:生産と消費の役割分担[2002年8月]
12.陸から水へ[2002年10月]
13.続・拡張するデルタ世界[2002年10月]
14.モチモチのおまんまが食べたい![2002年10月]
15.夏草やつわものどもが夢の跡[2002年10月]
16.望郷:「石の帷子(かたびら)」をこえて[2002年10月]
17.クルマばあさんと、石の龍じいさん[2002年10月]
18.爺やの明るい村[2002年10月]
19.変わる床下の世界[2002年10月]
20.水があってこそ[2002年11月]
21.食卓のあたたかさ[2002年11月]
22.「沈黙は金(カネ)」にならない?[2002年11月]
23.里の水のなか[2002年11月]
24.黒タイの山の世界[2002年12月]
25.ナゾの文字をもつ人たち[2002年12月]
26.死の生々しさ[2002年12月]
27.電気のある生活[2003年1月]
28.カメよ、どこへ[2003年2月]
29.調査と人づきあい[2003年2月]
30.経済発展の光と翳[2003年2月]
31.おらの里にも春が来た![2003年2月]
32.旧正月は新正月[2003年3月]
33.ベトナムのタイ学[2003年3月]
34.国道6号線のさき[2003年3月]