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更新日時:2016年2月2日
飯田卓IIDA Taku
専門分野
物質文化、環境・生態、メディア・情報
専門地域
アフリカ(マダガスカル、インド洋沿岸地域)
研究の自己アピール
漁師のしごとは、1日として同じことはありません。魚の動きや潮や風にあわせて、漁具の使いかたや漁法を変えるからです。同じように、年ごとに変わる国内経済や資源減少に対しても、漁師は試行錯誤しています。あたらしい漁法は、その過程で生まれます。
大切なのは、自然の動きをよく見ること、幅広い技術や知識を身につけること、そして少しだけあたらしい工夫をつけ加えること。こうした反復と創意の観点から、社会や共同性の変化と持続の問題を考えています。
メッセージ
日本の受験文化のなかでは、学ぶことは覚えることだと錯覚してしまう場面が少なくありません。いっぽう漁師は、覚えたことを実地で試し、問題解決の能力を日ごとに高めています。みなさんも民博でなにかを知るだけでなく、それを応用しながら、文化的背景の異なる友だちを増やすよう試してみてください。覚えたことをうまく実地で活用できれば、学ぶこともいっそう楽しくなると思います。
関連ページ
■ 展示、催し物など
- 連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル -世界の天然素材-」民博展示ツアー「貝の魅力――その使用価値、装飾的価値、象徴的価値」(2015.12.23)
- みんぱくウィークエンド・サロン第402回「博物館の中の文化遺産、博物館の外の文化遺産」(2015.10.25)
- イベント・ワークショップ 【自由研究はみんぱくで解決!】夏休みこどもワークショップ 「貝からわかる 世界の暮らし」(2015.7.21)
- 連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル -世界の『民芸』- 手仕事のマダガスカル―アマチュア・ナチュラリストの達成」(2015.6.26)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2014年度)「「マダガスカルの自然と文化」3 海の民ヴェズのくらし」(2014.10.10)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科(2014年度)「「マダガスカルの自然と文化」2 山の民ザフィマニリのくらし」(2014.10.3)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2014年度)「「マダガスカルの自然と文化」1 大地と人びとの歴史」(2014.9.26)
- みんぱく創設40周年記念 カレッジシアター「地球探究紀行」(2014年度)「霧の森の木彫り─マダガスカルの無形文化遺産」(2014.7.9)
- イベント・ワークショップ 特別展「渋沢敬三記念事業 屋根裏部屋の博物館 Attic Museum」関連ワークショップ 「ファンタジックコレクション 集まれ!なんでも収集家!」(特別展「渋沢敬三記念事業 屋根裏部屋の博物館 Attic Museum」関連)(2013.11.17)
- みんぱくゼミナール第424回「屋根裏部屋博物館主人の横顔 」(2013.9.21)
- みんぱくウィークエンド・サロン第300回「マダガスカル展 もうひとつの準備現場」(2013.5.26)
- みんぱく映画会 文化とはなにか―マダガスカルの生活文化、マダガスカルの音楽文化「ギターマダガスカル」(2013.5.25)
- みんぱくゼミナール第420回「マダガスカル 霧の森にくらす人びと」(2013.5.18)
- みんぱく映画会 文化とはなにか―マダガスカルの生活文化、マダガスカルの音楽文化「ザフィマニリスタイルのゆくえ」(2013.5.11)
- みんぱくゼミナール第419回「マダガスカル 霧の森のものづくり」(2013.4.20)
- 特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」実行委員(2013.3.14~2013.6.11)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2012年度)「世界の多様な自然と環境 自然と時」(2012.11.30)
- みんぱくゼミナール第410回「情報アクティビスト宣言―市民の知的探究と博物館」(2012.7.21)
- みんぱくウィークエンド・サロン第251回「デジカメとパソコンで考現学 」(2012.4.29)
- 高槻市 けやきの森市民大学 「国立民族学博物館提携講座」(2010年度)「環境へのやさしさとは何か」(2010年度)(2010.10.29)
- みんぱく映画会 昭和30年代の海外エクスペディション映画 民族学者とヒマラヤ、南極「南極大陸」(2010.6.5)
- みんぱく映画会 昭和30年代の海外エクスペディション映画 民族学者とヒマラヤ、南極「花嫁の峰 チョゴリザ」(2010.5.8)
- みんぱく映画会 昭和30年代の海外エクスペディション映画 民族学者とヒマラヤ、南極「カラコルム」(2010.5.1)
- みんぱく映画会 昭和30年代の海外エクスペディション映画 民族学者とヒマラヤ、南極「マナスルに立つ」(2010.4.24)
- みんぱくウィークエンド・サロン第156回「昭和30年代の海外エクスペディション映画」(2010.4.11)
- みんぱくゼミナール第381回「あたらしいアフリカ展示のメッセージ」(2010.2.20)
■ 出版物、エッセイなど
- 考える舌「みんぱく食の民族誌(22)マダガスカルのナマコ」[京都新聞](2015.11.11)
- 考える舌「みんぱく食の民族誌(3)北海道の「昆布」」[京都新聞](2015.5.27)
- 月刊みんぱく2015年4月号「【16】文化遺産おもてうら|文化遺産としてのものづくり―マダガスカル、ザフィマニリの木彫り知識」(2015.4.1)
- 旅・いろいろ地球人「父親(5)漁師としての英才教育」[毎日新聞](2014.12.18)
- 『身をもって知る技法――マダガスカルの漁師に学ぶ(フィールドワーク選書8)』[臨川書店](2014.11.30)
- 月刊みんぱく2014年10月号「【10】集めてみました世界の◯◯|船編」(2014.10.1)
- 『リスクの人類学――不確実な世界を生きる』[世界思想社](2014.6.10)
- 月刊みんぱく2014年4月号「【14】文化遺産おもてうら|無形文化遺産の謎―ウラはあっても「おもてなし」」(2014.4.1)
- 月刊みんぱく2014年4月号「【20】人間学のキーワード|文化遺産」(2014.4.1)
- 月刊みんぱく2014年2月号「【14】地球ミュージアム紀行|翻弄される博物館」(2014.2.1)
- 旅・いろいろ地球人「たちこめる(8)囲炉裏の善しあし」[毎日新聞](2013.4.25)
- みんぱくe-news141号「World Watching from Madagascar 無形文化遺産と人びとの誇り」(2013.3.15)
- 月刊みんぱく2013年3月号「【2】特集 [特別展]マダガスカル 霧の森のくらし|みたことのある異郷――特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」のねらい」(2013.3.1)
- 旅・いろいろ地球人「ずらりと並べる(1)1000人をもてなす」[毎日新聞](2012.5.10)
- 月刊みんぱく2012年5月号「【2】特集 博物館と博情館|電子メディア時代の博物館」(2012.5.1)
- 月刊みんぱく2011年8月号「【2】特集 恵みの海、悩みの海|シンドバッドの末裔」(2011.8.1)
- 旅・いろいろ地球人「特別な日の過ごし方(4)大晦日の運だめし」[毎日新聞](2010.12.22)
- 旅・いろいろ地球人「そう言えば、あのとき・・・・(3)身も心も揺れて」[毎日新聞](2010.4.21)
- 月刊みんぱく2010年2月号「【18】生きもの博物誌|干潟の小さきものたち<ミドリシャミセンガイ>」(2010.2.1)
■ 研究会・シンポジウム・学会など
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「無形文化遺産の継承における『オーセンティックな変更・変容』」(2016.3.11~3.13)
- 国際フォーラム「文化遺産レジームを考える――レギーナ・ベンディクス教授を迎えて」(2015.10.13)
- 《機関研究成果公開》国際フォーラム「紛争地の文化遺産と博物館」(2015.2.7)
- 《機関研究成果公開》国際フォーラム「中国地域の文化遺産――人類学の視点から」(2015.1.24~1.25)
- 《機関研究成果公開》公開フォーラム「文化遺産の人類学」(2014.11.8)
- みんぱく公開講演会「無形文化遺産 選ぶ視点 選ばれる現実」(2014.11.4)
- 公開フォーラム ユネスコ無形文化遺産登録記念「和食は誰のものか?」(2014.6.28)
- 平成25年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「アートを考える――人類学からのアプローチ」(2013.11.20~11.22)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「文化遺産はコミュニティをかたどるか? アフリカの事例から」(2013.5.27~5.28)