研究スタッフ紹介
- オセアニア
- アメリカ
- ヨーロッパ
- アフリカ
- 西アジア
- 音楽
- 言語
- 南アジア
- 東南アジア
- 中央・北アジア
- 東アジア 朝鮮半島の文化
- 東アジア 中国地域の文化
- 東アジア アイヌの文化
- 東アジア 日本の文化
- 探究ひろば
- 資料管理
更新日時:2019年12月22日
伊藤敦規ITO Atsunori
2005年8月28日撮影, Permission by Hopi Cultural Preservation Office, Hopi Tribe (License No. 04-009)
専門分野
博物館、メディア・情報、芸術・美術
専門地域
アメリカ(アメリカ合衆国南西部)、日本
研究の自己アピール
アメリカ先住民(アメリカ・インディアン)という言葉から、どんな人々を想像するでしょうか。馬に乗ってバッファローを追う、羽根飾りをまとった勇壮な人々かもしれません。大地を慈しみ自然と共生する暮らしをする人々を思い浮かべるかもしれません。今日、アメリカ合衆国政府は、約550の民族集団をアメリカ先住民として承認しています。人口規模や生活様式はそれぞれの集団で異なり、個々の人々の生活環境も保留地に住んだり都市に住んだりと多様です。多様なアメリカ先住民の現代の生き方について、アートを通して研究しています。
メッセージ
インターネットを介した情報の検索の機会が増大しています。それに伴い、情報へのアクセスとその再構築のやり方が、個人化を加速させているともいえます。もちろんそれは悪いことではありません。でも、モニターやスピーカーを通した画像や映像だけでは感じられないものもあります。質感や触感や照明の陰影といったモノの存在感を味わいに民博にお越し下さい。そもそも検索しようとも思わなかったような、未知のモノにも出会えるかもしれませんよ。
関連ページ
■ 展示、催し物など
- (協力・映像資料貸出)Living in Sacred Continuum, New Mexico State University, American Indian Student Center(2019.4.26-2019.12.15)
- (協力・資料貸出)『大自然への敬意――北米先住民の伝統文化(天理大学附属天理参考館第81回企画展)』(会期:2018年4月4日-6月4日)、天理大学附属天理参考館。(2018.4-2018.6)
- 「博物館資料情報の再収集――EEM北米資料とソースコミュニティとの『再会』」第503回みんぱくウィークエンド・サロン、国立民族学博物館。(2018.3.18)
- (実行委員)『太陽の塔からみんぱくへ――70年万博収集資料』(会期:2018年3月8日-5月29日)、国立民族学博物館特別展示館。(2018.3-2018.5)
- (実行委員)『現れよ。森羅の生命――木彫家 藤戸竹喜の世界』(会期:2018年1月11日-3月13日)、国立民族学博物館本館企画展示場。(2018.1-2018.3)
- 「ソースコミュニティの人々との資料熟覧――博物館収蔵庫でのフィールドワーク」『みんぱく×ナレッジキャピタル――フィールドワークを語る(ナレッジキャピタル連携講座第7期第4回)』、ナレッジキャピタルCAFE Lab.(グランフロント大阪北館1F)。(2018.1.10)
- (実行委員)『カナダ先住民の文化の力―過去、現在、未来』(会期:2017年9月7日-12月5日)、国立民族学博物館本館企画展示場。(2017.9-2017.12)
- 「博物館資料をソースコミュニティと再会させる」第454回みんぱくウィークエンド・サロン、国立民族学博物館。(2017.2.12)
- 「ソースコミュニティと共に行う博物館資料の熟覧調査」第418回みんぱくウィークエンド・サロン、国立民族学博物館。(2016.3.27)
- 館外活動園田・みんぱく連携講座「変化する現代世界」(2014年度)「アメリカ「米国先住民アートの知的財産問題」」(2015.2.27)
- 「ホンモノ?ニセモノ?――『ホピ製』宝飾品の真作贋作」(首都大学東京「学術成果の都民への発信拠点・組織の形成」研究グループ企画展『伝統文化は誰のもの?――文化資源をめぐる協働を考える』)、首都大学東京91年館。(2014.10.31-11.13)
- (企画・資料提供)『アメリカ先住民アート展』(北海道大学アイヌ・先住民研究センター国際シンポジウム『アイヌ・アートが担う新たな役割――米国先住民アートショーに学ぶ』)、北海道大学学術交流会館小講堂。(2014.1.26)
- 「カチーナ人形の作り手たち――40年後の『もの語り』の可能性」『第423回国立民族学博物館友の会講演会』、国立民族学博物館。(2013.9.7)
- みんぱくウィークエンド・サロン第312回「米国先住民ホピのソーシャルダンス」(2013.8.25)
- イベント・ワークショップ 企画展「アマゾンの生き物文化」トークイベント「鳥の羽根 いろとりどり 羽根への思い-北アメリカ-」(企画展「アマゾンの生き物文化」関連)(2013.7.27)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2013年度)「アメリカ先住民ホピへの旅」(2013.6.14)
- (コラム解説)「はじまりは馬具づくり――米国南西部先住民の宝飾品」『年末年始展示イベント「うま」』、国立民族学博物館 探究ひろば横休憩所。(2013.12.12-2014.1.28)
- みんぱくウィークエンド・サロン第246回「ホピの銀細工」(2012.3.25)
- 研究公演「ホピの踊りと音楽」(2012.3.20)
- (解説)『春のみんぱくフォーラム2012 親子ワークショップ ひょうたんの楽器をつくろう――ホピのくらしとお天気』、国立民族学博物館 第3セミナー室、アメリカ展示場。(2012.3.10)
- みんぱくゼミナール第404回「アメリカ南西部先住民の宝飾品」(2012.1.21)
- みんぱくウィークエンド・サロン第232回「先住民と博物館資料」(2011.12.4)
- (企画・主催)『第5回ホピ・ズニ作家展』(会期:2011年11月3日-6日)、すみだ・パークスタジオ、東京都墨田区。
- 特別展「千島・樺太・北海道 アイヌのくらし――ドイツコレクションを中心に」実行委員(2011.10.6~2011.12.6)
- (プロジェクトチーム)『本館展示場アメリカ展示新構築』(2011年3月17日オープン)、国立民族学博物館本館展示室。
- (企画・主催)『第4回ホピ・ズニ作家展』(会期:2010年11月5日-7日)、すみだ・パークスタジオ、東京都墨田区。
- (企画・主催)『第3回ホピ・ズニ作家展』(会期:2009年11月6日-8日)、すみだ・パークスタジオ、東京都墨田区。
- (実行委員)『自然のこえ 命のかたち――カナダ先住民の生みだす美』(会期:2009年9月-12月)、国立民族学博物館特別展示室。
- (企画・主催)『KYOTO Silver Exhibition(京都銀展)』(会期:2008年11月15日-16日)、白沙村荘 橋本関雪記念館:京都市左京区。
- (企画・主催)『第2回ホピ・ズニ作家展――さいたま展』(会期:2008年11月7日-10日)、Salon de flamme:さいたま市浦和区。
- (企画・主催)『第1回ホピ・ズニ作家展』(会期:2007年11月9日-11日)、Salon de flamme:さいたま市浦和区。
■ 出版物、エッセイなど
- (取材協力)「米先住民ホピ族との”再会”」『天理時報5面』(2018.04.29)
- (取材協力)「『神聖な資料』広がる非公開」『読売新聞(関西版)夕刊3面』(2018.04.16)
- (取材協力)「異文化配慮『見せない』展示」『産経新聞夕刊1面』(2018.03.31)
- 「先住民ホピの銀細工(5)未来につなぐ」『毎日新聞夕刊』(旅・いろいろ地球人)(2018.3.29)
- 「先住民ホピの銀細工(4)作品に祈りを込める」『毎日新聞夕刊』(旅・いろいろ地球人)(2018.3.22)
- 「先住民ホピの銀細工(3)保留地に暮らし続ける」『毎日新聞夕刊』(旅・いろいろ地球人)(2018.3.15)
- 「先住民ホピの銀細工(2)民族ブランドの創出」『毎日新聞夕刊』(旅・いろいろ地球人)(2018.3.8)
- 「先住民ホピの銀細工(1)宝飾品作りの昨今」『毎日新聞夕刊』(旅・いろいろ地球人)(2018.3.1)
- 月刊みんぱく2017年5月号「アシウィ・アワン博物館・遺産センター」(2017.5.1)
- (取材協力)「福山の資料館収蔵品に脚光――米先住民ホピのカチナ人形」『中國新聞 朝刊社会面27面』(2016.4.17)
- 月刊みんぱく2015年11月号「【18】音の居場所|米国先住民ミュージシャン エド・カボーティ」(2015.11.1)
- みんぱく世界の旅「アメリカ先住民ホピ(4)」[毎日小学生新聞](2015.1.31)
- みんぱく世界の旅「アメリカ先住民ホピ(3)」[毎日小学生新聞](2015.1.24)
- みんぱく世界の旅「アメリカ先住民ホピ(2)」[毎日小学生新聞](2015.1.17)
- みんぱく世界の旅「アメリカ先住民ホピ(1)」[毎日小学生新聞](2015.1.10)
- 旅・いろいろ地球人「生き物(7)精霊の化身、仮面」[毎日新聞](2014.7.17)
- 月刊みんぱく2014年2月号「【22】制服の世界、世界の制服|「季節の踊り」の盛装と織り手」(2014.2.1)
- 月刊みんぱく2013年12月号「【14】地球ミュージアム紀行|北アリゾナ博物館」(2013.12.1)
- 旅・いろいろ地球人「よそ者?(5)記録禁止というマナー」[毎日新聞](2013.11.14)
- みんぱくe-news146号「World Watching from Arizona 戦争と米国先住民」(2013.8.16)
- 旅・いろいろ地球人「贈り物(4)祈りの羽根」[毎日新聞](2013.1.31)
- 月刊みんぱく2012年10月号「【20】異聞逸聞|走ることの理由」(2012.10.1)
- 旅・いろいろ地球人「風を求めて(2)保留地から都市へ」[毎日新聞](2012.7.12)
- 月刊みんぱく2012年3月号「【15】みんぱく 私の逸品|ホールマーク」(2012.3.1)
- 旅・いろいろ地球人「アメリカ大陸の物作り(8)作家として母として」[毎日新聞](2012.3.1)
- 旅・いろいろ地球人「くらしの美(4)お金には換えられない」[毎日新聞](2011.9.29)
- 月刊みんぱく2011年5月号「【2】特集 文化交渉のダイナミズム―あたらしくなったアメリカ展示|許可なく撮るべからず」(2011.5.1)
■ 研究会・シンポジウム・学会など
- 国際シンポジウム『ミュージアムの未来――人類学的パースペクティブ』、グランフロント大阪 北館4階ナレッジシアター。(2018.9.28)
- (代表)南山大学人類学研究所公開シンポジウム「博物館活動におけるソースコミュニティとの協働の可能性と課題」、南山大学(2018.7.14)
- (主催)国際ワークショップ「博物館資料とソースコミュニティとの『再会』の地元教育現場への展開 ――米国先住民ホピの七〇年間にわたる銀細工制作を事例として」、北アリゾナ博物館(2017.10.3-10.4)
- (主催)国際ワークショップ「博物館とディセンダントコミュニティおよびソースコミュニティとの協働――米国ニューメキシコ州Mimbres遺跡出土資料熟覧と遺跡実見を介したアート作品制作と展示計画」、ニューメキシコ州立大学附属博物館、Mimbres遺跡、ジェロニモ・スプリングス博物館(2017.8.28-9.2)
- (主催)国際ワークショップ「フォーラム型情報ミュージアムのシステム構築に向けて――オンライン協働環境作りのための理念と技術的側面の検討」(2016.2.11~2.12)
- (主催)国際ワークショップ「資料熟覧――資料熟覧のためのソースコミュニティ招聘プロセスと人類学的ドキュメンテーションの検討」 (2015.4.16~4.17)
- シンポジウム『伝統文化は誰のもの? 文化資源をめぐる協働を考える』、首都大学東。(2014.11.1)
- (主催)国際ワークショップ「資料熟覧――方法論および博物館とソースコミュニティにとっての有効活用を探る」(2014.10.5-10.10)
- (主催)国際ワークショップ「伝統知、記憶、情報、イメージの再収集と共有――民族誌資料を用いた協働カタログ制作の課題と展望」(2014.1.28~1.29)
- (共催)国際シンポジウム『アイヌ・アートが担う新たな役割――米国先住民アートショーに学ぶ』)、北海道大学学術交流会館小講堂。(2014.1.26)
- 国際シンポジウム「温故知新―アイヌ文化研究の可能性を求めて―」 (2011.11.12~11.13)
- 博学連携教員研修ワークショップ2011 in みんぱく「学校と博物館でつくる国際理解教育―新しい民博展示を活用する―」 (2011.8.5)