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更新日時:2016年2月4日
佐々木史郎SASAKI Shiro
漁獲(ウリカ川にて、ロシア、ハバロフスク地方ウリカ村)
専門分野
環境・生態、歴史・文化変容、マイノリティ
専門地域
中央・北アジア(極東ロシア、シベリア、ヨーロッパ・ロシア)
研究の自己アピール
極東ロシアやシベリアには多数派のロシア人以外に、ごく少数の「先住民族」あるいは「少数民族」と呼ばれる人々がいます。彼らは独自の生活技術を使って、厳しい自然の中を生き抜くとともに、ロシアや中国さらには日本などとも交易を行って、その文化を豊かにしてきました。私の研究はフィールドワークに基づく人々の実生活の観察とともに、多様な視点から書かれた史料を読み解いて、彼ら「先住民族」の歴史を多面的に明らかにすることです。
メッセージ
シベリアは寒くて、暗いところというイメージがありますが、決してそうではありません。夏には大阪と同じくらい暑くなりますし、昼がとても長くなります。夜の12時でも明るい地方もあります(白夜)。そのかわり冬は厳しいです。マイナス40度から50度という世界になり、朝焼けがすぐ夕焼けになってしまいます。現代の科学技術がなくても、そのようなところで人々は昔から生きてきました。人間ってすごい生き物ですね。
関連ページ
■ 展示、催し物など
- みんぱくゼミナール第454回「『夷酋列像』の首長たちがまとう衣装」(2016.3.19)
- 特別展「夷酋列像 ―蝦夷地イメージをめぐる 人・物・世界―」実行委員(2016.2.25〜2016.5.10)
- 連続講座「みんぱく×ナレッジキャピタル -世界の天然素材-」「毛皮――防寒とファッションと」(2015.11.4)
- みんぱくウィークエンド・サロン第389回「シカチ・アリャンの岩面画の成立年代と日本の縄文時代」(2015.7.5)
- カレッジシアター「地球探究紀行」(2015年度)「アムール河の古代岩画と神話―少数民族の聖地シカチ・アリャン」(2015.5.27)
- みんぱくウィークエンド・サロン第384回「シカチ・アリャンの岩面画とナナイの神話」(2015.5.24)
- 企画展「岩に刻まれた古代美術―アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン」実行委員(2015.5.21~2015.7.21)
- みんぱくゼミナール第444回「先住民が守る古代遺跡―アムール河流域シカチ・アリャン村の岩面画」(2015.5.16)
- みんぱくウィークエンド・サロン第368回「北方の織布と織機」(2015.1.18)
- みんぱく創設40周年記念 カレッジシアター「地球探究紀行」(2014年度)「江戸の探検家、間宮林蔵と北方民族」(2014.12.10)
- 大阪府高齢者大学校「世界の文化に親しむ科」(2013年度)「シベリアをトナカイで旅する」(2014.1.31)
- みんぱくゼミナール第415回「樹皮舟を復元する―極東ロシアの白樺樹皮文化」(2012.12.15)
- みんぱく映画会 アイヌ民族の過去と現在「Ainu Past and Present―マンローのフィルムから見えてくるもの」(2011.12.4)
- みんぱくウィークエンド・サロン第231回「ヨーロッパのアイヌコレクション」(2011.11.27)
- 特別展「千島・樺太・北海道 アイヌのくらし――ドイツコレクションを中心に」実行委員(2011.10.6~2011.12.6)
- みんぱくウィークエンド・サロン第181回「アムールの人々の文化交流」(2010.11.7)
■ 出版物、エッセイなど
- 旅・いろいろ地球人「ミュージアム(10)ロシア最古の博物館」[毎日新聞](2015.9.10)
- 月刊みんぱく2015年5月号「【2】特集 モノから生まれたものがたり|アムール川の岩面画と三つの太陽のものがたり」(2015.5.1)
- 『シベリアで生命(いのち)の暖かさを感じる(フィールドワーク選書13)』[明石書店](2015.3.12)
- 月刊みんぱく2015年2月号「【10】集めてみました世界の◯◯|手袋編」(2015.2.1)
- 旅・いろいろ地球人「冬を楽しむ(5)カワカマスの穴釣り」[毎日新聞](2014.1.16)
- みんぱくe-news148号「World Watching from Uzbekistan ウズベキスタンから世界を見る」(2013.10.18)
- 月刊みんぱく2012年12月号「【14】地球ミュージアム紀行|研究所か博物館か――サンクトペテルブルクの人類学民族学博物館」(2012.12.1)
- 旅・いろいろ地球人「鉄路叙景(5)車窓に浮かぶ社会主義」[毎日新聞](2012.11.29)
- みんぱくe-news136号「World watch from China 赫哲族の人々と歴史認識」(2012.10.12)
- 月刊みんぱく2012年3月号「【20】歳時世相篇|ロシアの国際婦人デー」(2012.3.1)
- 旅・いろいろ地球人「くらしの美(8)木の器」[毎日新聞](2011.10.27)
- 月刊みんぱく2011年9月号「【2】特集 特別展 千島・樺太・北海道 アイヌのくらし ドイツコレクションを中心に|くらしのなかに生きるアイヌの人びとの美意識」(2011.9.1)
- 月刊みんぱく2011年8月号「【2】特集 恵みの海、悩みの海|豊穣の海と交流の道」(2011.8.1)
- 月刊みんぱく2010年12月号「【15】みんぱく 私の逸品|『夷酋列像図』」(2010.12.1)
- 月刊みんぱく2010年7月号「【16】散策と思索の径|ドイツ・バイエルン州の森を歩く」(2010.7.1)
- 月刊みんぱく2010年4月号「【18】生きもの博物誌|春の訪れを告げるはえ縄漁〈カルーガ〉」(2010.4.1)
- 旅・いろいろ地球人「宗教とアルコール(4)狩猟の神と酒」[毎日新聞](2010.2.24)
- 月刊みんぱく2010年1月号「【2】特集 トラ|北の森の王者 アムールトラ」(2010.1.1)
■ 研究会・シンポジウム・学会など
- 《機関研究成果公開》第5回国際ワークショップ「民族学資料の展示への利用とソースコミュニティとの協力関係」(2015.3.10)
- 《機関研究成果公開》国際ワークショップ「コンピュータとドキュメンテーション―民族学資料のデジタル化とその利用」(2014.3.3~3.7)
- 国際研究フォーラム「ロシアと中国の国境:諸民族の混住する社会における『戦略的パートナーシップ』とは何か?」(2014.1.8~1.9)
- 佐々木高明先生追悼シンポジウム 「日本文化のしくみ―その多様性を考える」(2013.11.9)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「博物館コレクションの中のシベリア、極東諸民族の文化―収集、保存、展示方法の検討」(2013.10.13~10.14)
- 国際研究フォーラム「在外資料の調査研究Ⅲ―バルト海周辺地域の日本コレクション」(2013.2.2~2.3)
- 国際研究フォーラム「【国際共同取材】中国・ロシア・モンゴル国のトゥヴァ人たち―テュルク系とモンゴル系のあいだ」(2013.1.8~1.9)
- 国際研究フォーラム「グローカル化の中の文化伝承」(2011.11.26)
- 国際シンポジウム「温故知新―アイヌ文化研究の可能性を求めて―」 (2011.11.12~11.13)
- みんぱく公開講演会「ワタシのIBASHO―新しい『ふるさと』像をもとめて」(2011.11.4)
- 国際シンポジウム「東アジアの光と影――健康、富裕、『餓鬼』」(2011.9.9~9.10)
- 公開ワークショップ「イナウの復元的研究とその再検討」 (2011.9.8)
- 日本万国博覧会開催40周年記念事業「カルチャーウェアとディアスポラ・ミュージアム」第2回国際会議 「CultureWear 文化と心を身にまとう」 (2010.8.27~8.29)
- 《機関研究成果公開》国際シンポジウム「東アジアの民族イメージ:前近代における認識と相互作用」(2010.3.20~3.21)
- 人間文化研究機構連携研究公開シンポジウム「ユーラシアと日本:交流と表象の総括と課題」(2010.2.27~2.28)